高須幹弥氏が自身のYouTubeチャンネルで「【入園料12400円】若者がディズニー離れしている本当の理由【インバウンド】」を公開した。動画では、東京ディズニーリゾートの入場料値上げに対する世間の反発や、若者の「ディズニー離れ」の背景について、独自の視点から分析し、持論を展開している。

高須氏はまず、ディズニーの入場料が変動価格制により最大1万円を超えている現状に言及した。「ディズニーも民間企業なので、市場の原理に従って繁忙期と閑散期で料金設定が違うのは普通のこと」と前置きしつつも、値上げに対する批判が根強い背景として、日本の長引くデフレを挙げた。「約30年間物の値段が上がらず、デフレマインドがしっかり身についてしまった」ため、値上げに対して過剰な拒否反応が生まれていると指摘した。

さらに、ディズニー特有の事情として「夢の国」というブランドイメージが反発を強めていると分析。「すべての地球上の人類に夢を与えますよというもの」であるがゆえに、利益を最大化するための資本主義的な動きが見えると「夢の国だから絶対許せないとなってしまう」と語り、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのような他のテーマパークとは異なる特別な期待値があることを説明した。

若者のディズニー離れについては、入場料や食事代の高騰に加え、スマートフォンの普及による体験の変化を挙げた。かつての紙のマップを使ったアナログな冒険から、現在はアプリで待ち時間の確認や有料の「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」の予約を行う必要があり、スマホに依存する現状に触れて「現実世界から切り離されていない感覚がある」と指摘。また、タイパを重視する若者にとって、長時間並ぶことが苦痛であることも要因の一つだと述べた。

最後に高須氏は、ディズニーが多くの従業員を抱える民間企業であり、彼らの待遇改善のためにも利益を追求することは避けられないと強調。「ディズニー以外にも娯楽はたくさんあるので、無理して行かなくてもいいのではないか」と述べ、現代の多様なエンターテインメントのあり方に触れて動画を締めくくった。