50m先のクマのイラストへ実弾射撃…法改正で可能となった「緊急銃猟」へ 初の研修会で現場の対応学ぶ
クマなどの動物に対する「緊急銃猟」が可能となったことを受け射撃訓練などの人材育成研修がきょう(24日)県内ではじめて下関市で行われました。
(指導者)
「いいですよ。撃っていいですよ」発砲:「ドーン」
研修会はきょうとあすの2日間行われ県内全域の猟友会のメンバーや市町の職員など、あわせておよそ60人が参加します。
去年9月に施行された「改正鳥獣保護管理法」では、クマやイノシシなどが人の生活圏に出没し、危害を及ぼす恐れがある場合、市町村の判断で発砲できる「緊急銃猟」が可能となりました。
参加者たちは1人10発、発砲し、着弾した位置を確認していました。
(参加者)
「とっさの出会いがあった時に困るから。自分がいつも使っている鉄砲を使って練習した」
「どう対応したらいいのかどこを撃てばいいのかいろいろな良い勉強になった」
きょうはクマの捕獲方法などを学ぶ研修も開かれました。県によりますと、ことし県内でのクマやクマらしき動物の目撃件数はきのう時点で184件でこれまでに、県内で「緊急銃猟」を行なった事例はないということです。
(県 自然保護課 牛島 豪 主幹)
「(研修は)人材育成として速やかに取り組んでいるところ。緊急銃猟に取り組まれる時には事故のないように安全に対応していただければと思う」
県はことし9月上旬に市や町、それに警察などの関係者を対象に緊急銃猟の流れを確認する「机上訓練」も実施する予定ということです。
