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 夏休みはイベント「大昆虫展 in 東京スカイツリータウン」(開催中)へ!連載の第2回は、監修を務めた国立環境研究所生物多様性領域特命研究員の五箇公一先生(61)に話を聞いた。

 五箇氏は、海外から持ち込まれた在来種の生態を脅かす外来昆虫の展示を昨年に引き続き監修している。

 近年増殖が多いのがクビアカツヤカミキリとヒアリだ。クビアカツヤカミキリは桜の木を食い荒らして枯死させる特定外来生物。被害は全国に広がり、日本のお花見文化にも影響を及ぼしかねないという。「日本に植えられているソメイヨシノは接ぎ木で増やしているクローンなので、遺伝子の耐性がゼロ。樹齢がたって老化している桜が多いので被害が出やすく、日本各地で桜の木が枯れてしまっている」と被害の深刻さを訴える。幹の中にいる幼虫が内側から木を食べ尽くしてしまうため、外側からは被害を確認しづらく、薬も届きづらいというのが現状。五箇氏は「真っ黒な体にマフラーを巻いたような見た目。見つけたら踏みつけて殺していただきたい」と呼びかけた。

 2017年に日本で初めて確認されたヒアリは、東日本を中心に分布を拡大している。「ヒアリは毒性が強く、アレルギー体質の人はアナフィラキシーショックを起こして死亡してしまう場合もある」とその恐ろしさを語る。ヒアリは巣を作って活動するため、見つけるのは難しいというが、刺されると強い痛みを伴う。五箇氏は「アリに刺されて痛い時は、ヒアリを疑ってほしい。刺された時は1人にならないで、周囲の人に助けを求めてほしい」と訴えた。