トッテナム加入を決めたトナーリ photo/Getty Images

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今夏の移籍市場で大きな話題を呼んだサンドロ・トナーリのトッテナム移籍。その決断の裏には、新指揮官ロベルト・デ・ゼルビによる熱烈な説得があったようだ。

英紙『The Guardian』は、トナーリがニューカッスルからトッテナムへ加入した最大の理由として、デ・ゼルビ監督との約2時間に及ぶ対話を挙げている。記事によれば、この話し合いがイタリア代表MFの心を大きく動かしたという。

トナーリにはマンチェスター・シティも関心を示していたとされるが、最終的に選んだのはトッテナムだった。『The Guardian』は、デ・ゼルビ監督がクラブの将来像だけでなく、トナーリをチームの中心選手として起用する構想を丁寧に説明したことが決め手になったと伝えている。

両者には以前から特別な縁もある。ともにイタリア・ブレシア出身で、デ・ゼルビ監督は以前からトナーリの才能を高く評価。記事では、監督自身が移籍交渉の中心となり、直接選手を口説き落としたことが今回の大型契約実現につながったようだ。

トッテナムが支払う移籍金は初期費用9250万ポンド(約185億円)で、条件を満たせば総額1億ポンドに達する可能性がある。これはクラブ史上最高額の補強となり、本気度を示す契約だ。トナーリはニューカッスルでカップ戦制覇やチャンピオンズリーグ出場にも貢献し、多くのサポーターから愛された存在だった。それでも新天地を選んだ背景には、デ・ゼルビ監督が描くプロジェクトへの強い共感があったという。

『The Guardian』は、今回の移籍を「資金力だけで実現した契約ではない」と位置づけ。監督自らが将来像を語り、選手の心を動かした"プレゼンテーション"こそが、プレミアリーグ今夏屈指の大型移籍を成立させた最大の要因だったようだ。