【W杯】エジプト涙の劇勝!サラー不発もPK戦の死闘制した 決勝トーナメント初勝利で初の16強入り
◇W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦 エジプト 1―1(PK4―2) オーストラリア(2026年7月3日 ダラス)
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会決勝トーナメント1回戦は3日(日本時間4日)に行われ、エジプト(FIFAランキング23位)が1―1からのPK戦を4―2で制してオーストラリア(同28位)を下し、初のベスト16入りを決めた。エジプトは決勝トーナメント初勝利。7日(同8日)の2回戦ではアルゼンチン―カボベルデの勝者と対戦する。
エジプトは前戦で左太腿裏を痛め途中交代したエースのFWサラー(リバプール)が先発。前半13分、セットプレーの流れからMFアシュル(アルアハリ)が先制点を挙げた。ペナルティーエリア左から放ったシュートがはじき返され、ニアに残るとクロスをヘディングでゴール左へ。1次リーグのベルギー戦で代表初得点を記録した28歳が再び決定力を見せつけた。
その後はオーストラリアのプレスに苦しみ、前半は1―0で終了。後半10分にはセットプレーからDFハニ(アルアハリ)のオウンゴールで追いつかれた。それでもMFハッサン(オビエド)やMFトレゼゲ(アルアハリ)を投入し、3バックに変えて形勢を逆転。後半アディショナルタイムにはDFラビア(アルアイン)が決定的なヘディグシュートを放ったものの、相手GKのスーパーセーブに阻まれた。
延長戦では4バックに戻してゲームを動かし、サラーらが攻め込んだ。スコアは動かせなかったものの、突入したPK戦では相手2人が失敗。エジプトは4人全員が決めて死闘にケリをつけた。勝利が決まるとホサム・ハッサン監督やスタッフ、選手たちの目に涙が浮かんだ。
2大会連続4度目出場のエジプトは、1次リーグのニュージーランド戦でW杯初勝利をマーク。ベルギー、イランとは引き分け、勝ち点5のG組2位で初の決勝トーナメント進出を果たしていた。

