【W杯】田中碧 失点関与を謝罪「申し訳ない」 敗戦から一夜明け心境 痛恨の映像は「見返さない」
FIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で日本(FIFAランキング17位)はブラジル(同5位)に1―2で逆転負けし、ベスト32で敗退した。試合から一夜明けた30日(日本時間7月1日)にMF田中碧(27=リーズ)が取材対応し、現在の心境を語った。
ブラジル戦後は敗戦のショックで取材に応じることができなかったが、一夜明けたこの日、「悔しい、申し訳ないなという思いがずっとある。これから先もっと思い出すのかなと思います。シンプルに自分の力がまだまだ足りなかった。もっとやらなくちゃいけないんだな、力が足りないんだなというのは感じました」と静かに言葉を絞り出した。
1―1で迎えた後半アディショナルタイム6分。ペナルティーエリア付近で田中がボールを奪われた流れから、最後はFWマルチネリ(アーセナル)に勝ち越しゴールを決められた。
試合終了後、田中はピッチに仰向けに倒れ込み号泣。しばらく動くことができなかった。プレミアリーグでしのぎを削ってきたブラジルのFWマテウス・クニャ(マンチェスターU)に言葉をかけられ、なぐさめられても大粒の涙は止まらず。敗戦のショックで取材に応じる気力はなく、スタッフに付き添われ、会場を後にしていた。
「自分のせいじゃないって言ってもらえて嬉しいわけじゃない。すごく自分に腹が立つし、責任を感じています」と繰り返した田中。「個人としての能力をもっと上げていかないといけない」と4年後の雪辱を見据え、さらなる成長を誓った。
失点の場面の映像は確認していないという。映像を見返すタイミングが来るとすれば、それはどんなタイミングかと問われると、熟慮した後に「もう見返さないと思います」と語った。

