不機嫌な顔で座る高市首相(写真:本誌写真部)

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「“徹夜アピール”とか、学生の言い訳じゃないんだから(笑)。心底あきれ返りましたよ。入社して上司に真っ先に言われたのは、『がんばりで評価されるのは学生まで。社会人からは成果物でしか評価されない』ということ。政治の世界は違うんですね」

東京都港区に本社を置く外資系コンサルティング会社の社員はそう笑う。

「本当に金曜日の夜から、今朝までの間ほとんど睡眠も取ってません。あの、一生懸命、仕事をしてます」

6月22日の衆議院予算委員会で、こんな答弁をしたのは高市早苗首相(65)だ。中道改革連合の後藤祐一議員(57)から「サナエトークン」や「誹謗中傷動画」問題について質問を受けた高市首相。

“他の候補者の誹謗中傷はしない”という自らの“ポリシー”を述べるだけで質問には答えず、質問の確認に時間をとられるとして「私の総理としての業務時間も残念ながら確保できなくなってきております」と主張。秘書の陳述書と、先方の会社からの提案書を近日中に提出することをもって、「答弁の代わりにしたい」と懇願したのだ。

後藤議員が「これ全部通告してんですよ。金曜の昼のうちに土日もあったんですよ」と指摘すると、高市首相は“徹夜アピール”で応えたのだ。これにはX上でも失笑が。

《出た、徹夜アピール》
中学生の一夜漬けじゃあるまいし、いい歳した大人がそれをやり、しかもできないことの言い訳にするなんてありえない》
《寝てないアピールとか大学生で卒業しとけよ》

前出の会社員もこう首をかしげる。

内閣総理大臣ですよね。いちばん下っ端とかじゃないんだから、自分でやる必要ってありますか?」

全国紙の政治部記者はこう語る。

「高市首相は、答弁するために『深夜から早朝にかけて就寝中の秘書に何度も電話をかけている』と、国会で幾度となく主張してきました。しかし、これも、本来スタッフにやらせればいいことですよね。“政務案件”なので官邸のスタッフは使えないというなら、自分の私設秘書にでも自民党のスタッフにでもやらせればいいんです。

安倍晋三さん(故人)や岸田文雄さん(68)など、派閥の領袖から首相になった人は、人の使い方がうまかったんですが……高市首相は信頼できる人がいないのか、すべて自分で抱え込んだ挙句、パンクして逆切れしてしまう。政権を維持したいなら、その悪癖を改善する必要があります」