この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

「イスラム国」は、もう過去の存在なのか。

2010年代半ば、シリアとイラクにまたがる広大な地域を支配し、世界を震撼させた過激派組織「イスラム国」。日本人ジャーナリストが殺害された事件もあり、日本でも連日のように報じられていた。

しかし近年、その名前をニュースで聞く機会は大きく減った。2017年には、イスラム国がイラク側の拠点としていたモスルが解放され、2019年にはシリア東部で最後の支配地域を失った。そのため、「イスラム国は壊滅した」「もう過去の存在になった」と感じている人も少なくないかもしれない。

フリーランス国際協力師の原貫太氏は、自身のYouTubeチャンネルで公開した動画「イスラム国が『ある地域』で勢力を拡大しています」の中で、イラク北部モスルでの現地取材をもとに、イスラム国の“その後”を解説している。

モスルは、かつてイスラム国がイラク側の拠点とした街だ。2014年、イスラム国はイラク第二の都市モスルを制圧し、当時の指導者アブー・バクル・アル・バグダディが、ヌーリー・モスクで「カリフ制国家」の樹立を宣言した。

原氏が2025年にモスルを訪れると、市場には人が戻り、若者たちが働き、子どもたちが外で遊ぶ姿があった。街は少しずつ日常を取り戻していた。

その一方で、旧市街には破壊された建物や銃弾の痕が残り、イスラム国に家族を巻き込まれた女性や子どもたちの苦悩も続いている。

動画では、家族の誰かがイスラム国に関わったことで、自分自身の意思とは関係なく「イスラム国とつながりがある」と見なされてしまう「元ISファミリー」の現実も紹介される。身分証がない、仕事に就けない、子どもが学校に通えない。イスラム国が街から追い出された後も、残された人々の生活は簡単には元に戻らない。

そして今、イスラム国の影響力は中東だけでなく、別の地域でも広がっている。その地域が、アフリカだ。

西アフリカのサヘル地域、チャド湖周辺、コンゴ民主共和国東部、ソマリア、モザンビーク北部など、アフリカの複数の地域でイスラム国系の組織が活動している。国家の統治が弱く、貧困や失業、民族対立、政府への不信が重なる場所に、過激派組織が入り込んでいるのだ。

イスラム国が、かつてのようにイラクやシリアで巨大な領土国家を作っているわけではない。しかし、そのブランドや思想、資金調達、宣伝、戦闘のノウハウは、地域ごとの不安定さと結びつきながら、形を変えて広がっている。

原氏はこれを、いわば「分散型の復活」と表現する。

「イスラム国は壊滅した」という見出しだけを見れば、問題は終わったように見えるかもしれない。しかし、ニュースが去った後も、現地の人々の生活は続いている。そして、壊された社会が立て直されなければ、同じような暴力は別の場所で繰り返されてしまう。

動画本編では、原氏がイラク・モスルで撮影した現地映像や、イスラム国支配下で暮らした人々の証言を交えながら、イスラム国は本当に壊滅したのか、そして今アフリカで何が起きているのかを詳しく解説している。

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