YouTubeがアプリ内で動画を共有したり1対1で会話したりできる新しいメッセージ機能の展開を開始しました。対象は18歳以上のユーザーで、アメリカなど複数の地域に提供範囲を広げています。

Expanding ways to share on YouTube

https://blog.youtube/news-and-events/youtube-in-app-video-sharing-messaging/

YouTubeは「ユーザーが友人や家族と動画を共有することを好んでいる」として、メッセージ機能が動画の視聴から共有、会話までを1つの場所で行えるようにするものだと説明しています。今回発表されたメッセージ機能は、動画を見ている途中でそのまま相手に共有し、YouTube上で反応をやりとりできる仕組みです。

YouTubeにはかつてアプリ内メッセージ機能が存在していましたが、この機能は2019年に廃止されました。今回の新しく追加されるメッセージ機能は2025年11月からヨーロッパでテストされていたもので、YouTubeは「テスト時点で要望の多い機能」だったと述べています。



新しいメッセージング機能が利用可能になると、YouTubeアプリの右上にメッセージアイコンが表示されます。ユーザーは動画やショート動画、ライブ配信を視聴している画面から共有メニューを開き、相手を選んで動画を送信できます。なお、限定公開動画のリンクは共有できますが、非公開動画は共有できないとのこと。

ただし、この機能はYouTube上の不特定多数のユーザーに自由にメッセージを送れるものではありません。会話を始めるにはまず招待URLを相手に送り、相手が「Allow messaging」を選んで承認する必要があります。また、送信したメッセージの取り消し、相手のブロック、会話の報告といった機能も用意されています。

招待リンクの有効期間は7日間で、リンクはYouTube外のサードパーティー製チャットアプリなどを使って送信する仕組み。このメッセージ機能は、YouTube上で新しい相手を探して会話するためではなく、すでに知っている友人や家族と動画を共有する用途を想定したものだとYouTubeは説明しています。



YouTubeによれば、共有されるコンテンツやメッセージにはコミュニティガイドラインが適用されるとのこと。動画共有を便利にする一方で、メッセージのやりとりもYouTubeの管理対象になるということです。

YouTubeは、メッセージ機能がすでに提供されている国で好意的な反応が得られたことを受け、新しい市場でのフィードバックを集めた上で、今後さらに提供範囲を拡大する方針を示しました。