「給与は現役の20%、福利厚生も一切なし」勤続30年、50代男性が受けた屈辱 再雇用を蹴って転職した理由
50代は定年後の待遇やその後どうするかが気になる頃だが、会社の扱いがあまりにも酷ければ、早々に見切りをつけるのも当然だ。
投稿を寄せた50代男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収900万円)は、勤続30年になる会社の上司との面談で、定年後の再雇用について尋ねたという。すでにOBとして働いている人もいたため条件を聞いてみたところ、その内容は耳を疑うものだった。(文:篠原みつき)
「まるでアルバイトのような条件でした」
「給与は現役の最終給与の20%、1年契約で他の条件でも福利厚生は一切なし、保険も社会保障ではなく、国民健康保険とまるでアルバイトのような条件でした」
いくら再雇用とはいえ、さすがに足元を見すぎだろう。男性は以前に辞めていった人の言葉を思い出したという。
「自分の前に転職していった人は『会社の役員連中は○○(本社所在地)を中心に地球は回っている』『明日の千円より今日の百円』と言い」「自己中心主義で中長期的な視野を持っていない事と前述の再雇用の件も考慮して転職に踏み切りました」
退職の挨拶に「逃げるな」と返信が殺到
退職を決意した男性だったが、周囲の反応もなかなかにカオスだった。
「辞める際、現役時代にお世話になった人にメールで挨拶をしたところ、ほぼ全数の人から『逃げるな』とか『(自分も転職を考えているので)転職先を教えてほしい』等のメールが返って来ました」
会社から脱出したいと思ったのは男性だけではなかったらしい。さらに、退職前の有休消化でもひと悶着あったようだ。
「転職までの貯まっていた(約90日)有給消化するといったところ、『そんな有給は許されない』と言われましたが、社員の当然の権利だと言い切り、一切出社しませんでした」
古巣のヤバい現状「そのうち会社全体売るんじゃないか」
無事に転職を果たした男性だが、後になって古巣の信じられない現状を耳にすることになる。
「転職後聞いた話では転職前までいた在席部門はなくなっており、その上司はきっちり年休を取って辞めていったとの事でした」
男性の有給消化に文句をつけていた上司本人が、ちゃっかり年休を消化して辞めていた。
「辞めてから振り返るとパワハラ・社内不倫・資格の不正取得・付け替え等、不祥事が絶えず、会社自体が病んでいるようでした。最近は分社化して事業部門の切り売りを盛んにおこなっており、そのうち会社全体売るんじゃないかと同じく別会社に転職した人達と飲みのネタになっています」
もはや会社としてまともに機能しているのかすら怪しいレベルだ。早々に逃げ出した男性。心境をこう書いている。
「知っている限り転職して失敗した人はいないようです。それだけ辞めた会社が悪ったと思っています」
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