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 ◇第6回WBC1次ラウンドC組 豪州5―1チェコ(2026年3月6日 東京D)

 オーストラリアが接戦を勝ち切って連勝。次戦となる8日の侍ジャパン戦に向け、最高の弾みを付けた。決勝の逆転3ランを放ったカーティス・ミード内野手(25)は「非常にエキサイティングでした。ディフェンスも抑えて良い試合でした」と興奮気味に語った。

 一振りで試合の流れを変えた。1点を先制された直後の3回2死一、二塁、チェコ先発・オンドラのチェンジアップを強振。打った瞬間、スタンドインを確信し、一塁へとゆっくりと歩を進めた。鋭いライナー性の打球は大歓声を乗せ、左中間スタンドまで一直線。傾きかけた流れを自チームに力強く引き寄せる貴重な一発に自軍ベンチはお祭り騒ぎとなった。

 ミードは18年にフィリーズと契約。レイズに移籍し、23年にメジャーデビュー。昨季シーズン途中にホワイトソックスに移籍し、2球団合計で自己最多となる90試合に出場。ホ軍では一、三塁を守り、打率.233、3本塁打、19打点を記録した。今季から、侍ジャパンのメンバーでもある村上宗隆が同僚としてチームに加わった。

 次戦8日の日本との対戦を「スペシャルな試合になると思う」と心待ちにする。村上とは「冗談も言い合ったし、日本に来る前に雑談もした。私が思うに冗談のセンスもあってナイスガイだと思う」と仲の良さを示しながらも「プレーボールがかかったら割り切って戦いたいと思う」と、母国の勝利のために友情は一端、封印する構えだ。

 前回大会はオーストラリアとしては史上初めて8強に進出した。8日の日本戦、9日の韓国戦に2大会連続の8強をかける。「個人の役割はないが、チームの中のピースとして強みを生かす戦いをしたい。そして全ての投球に集中して勝利をつかみたい」とフォア・ザ・チームを強調した。