新エントリースマホ「nubia S2 A504ZT」を実際に試してレビュー!

既報通り、ソフトバンクが携帯電話サービス「Y!mobile」において5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「nubia S2(型番:A504ZT)」を2025年12月4日(木)に発売しました。販路はワイモバイルショップや量販店などのワイモバイル取扱店および公式Webショップ「ワイモバイルオンラインストア」などで、価格(金額はすべて税込)はオープンながらワイモバイルオンラインストアなどの直営店では21,888円となっています。

またワイモバイルオンラインストアではすでに紹介しているように「決算セール」として2026年3月31日(火)まで他社から乗り換え(MNP)にて料金プラン「シンプル3」のMまたはLを契約と同時に一括で購入すると21,887円割引で1円となっているほか、シンプル3のSなら8,928円、新規契約にてシンプル3のMまたはLなら9,800円、シンプル3のSなら13,680円となります。一方、携帯電話サービス「SoftBank」や「LINEMO」からの番号移行や機種変更では割引がありません。

さらに販売施策「新トクするサポート(A)」の対象となっており、48回払いで購入して25カ月目以降に特典を申し込み、その翌月末までに返却した場合には残債が免除され、MNPおよび新規契約なら1円/月×24回(総額24円)、SoftBankやLINEMOからの番号移行や機種変更なら456円/月×24回(総額10,944円)となるとのこと。今回はそんなnubia S2をソフトバンクよりお借りして実際に試すことができましたので、外観や同梱品、基本機能、ベンチマークなどを写真や動画を交えて紹介したいと思います。


nubia S2のパッケージ(箱)

nubia S2はZTE傘下のNubia Technologyが展開する「nubia」ブランドにおいて今年1月に発売された「nubia S 5G」に続く新しいエントリースマホで、nubia Sシリーズは過去にSoftBankやY!mobileから販売されているZTEの「Libero」ブランドとして展開されていた「Libero 5G」シリーズの実質的な後継機種となり、引き続いて価格を抑えつつも5Gやおサイフケータイ(FeliCa)、防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)、耐衝撃などの米国国防総省調達基準となる規格「MIL-STD-810H」(18項目)に対応したエントリースマホとなります。

また新たに高温や高圧の防水規格であるIPX9に対応しており、より高い防水性能を備えています。さらにチップセット(SoC)にUnisoc製「T8100」(オクタコアCPU「2.2GHz Arm Cortex-A76コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A55コア×6」、クアッドコアGPU「650Hz Arm Mali-G57 MP4」)を搭載して性能が向上しており、内蔵メモリー(RAM)がnubia S2 5Gの4GBから6GBに増量されています。なお、内蔵ストレージは128GBで、外部ストレージとしてmicroSDXCカードスロット(最大1TB)を搭載しています。加えてnubia S 5Gを含めたLibero 5G II以降では省かれていた3.5mmイヤホンマイク端子が復活しています。


nubia S2を箱から出しているところ



nubia S2の同梱品一覧



nubia S2の本体を透明な袋から出しているところ

箱は非常に簡素となっており、白を基調として上面に製品名「nubia S2」とキャリア名「Y!mobile」といった記載があり、側面に型番「A504ZT」や本体色名、製品製造番号(IMEI)などが記載されています。箱は側面を開けて中に入っている敷居のための厚紙を引き出すタイプとなっており、同梱品もnubia S2本体のほか、SIM取り出しピンと画面保護フィルム(貼付済)、クイックガイドおよび保証書といった紙類のみとなります。充電器などは付属していないため、必要なら別途購入しなければならないのでご注意ください。

画面はnubia S 5Gと同様に上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.72インチFHD+(1080×2400ドット)TFT液晶で、画面占有率は92%に達してより没入感の高い映像体験ができるようになっており、パンチホール部分には約1600万画素CMOS(1/3.07型)+広角レンズ(F3.0、焦点距離33mm)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体側面にある電源キーに指紋センサーが内蔵されています。また右側面には電源キーや音量上下キーの他に特定のアプリなどを起動できるサイドキー「スマートスタートボタン」も引き続いて搭載されています。


nubia S2の画面を付けていない状態における正面。購入時にポリエチレンテレフタレート(PET)製の画面保護フィルムが貼り付けられています



画面を付けた状態のnubia S2の正面。初期設定完了直後のホーム画面



nubia S2を持ってみたところ。画面はアプリ一覧

またパンチホールの上には通話など用のスピーカー(受話口)があり、その右側に近接センサーと照度センサーが配置されています。画面はガラス素材で覆われていますが、特にどういったガラスが用いられているかどうかは明らかにされておらず、背面パネルはシルク印刷で塗装されたポリカーボネート(PC)とポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)の混合樹脂が用いられ、側面などのフレームはガラス繊維(GF)を20%混ぜて強度を向上させているPCとなっています。

サイズは約167×77×8.0mm、質量は約189gとなっており、6.7インチサイズとしては軽めで、持った感じとしてもさすがに大画面でそれなりに大きいですが、持ち心地は悪くはありません。一方、背面はエントリーモデルなのでそれなりといった印象で、あまり質感は高いとは言えないものの、指紋は目立ちにくいですし、ケースなどを使う人が多いようなのでそこまで気にならないのかもしれません。なお、電源キーはつや消し塗装のエポキシ樹脂、スマートスタートボタンと音量キーはつや消し塗装のPCと熱可塑性ポリウレタン(TPU)の混合樹脂とのこと。


nubia S2のラベンダーの背面。左上にうっすらと見える「nubia」ロゴは塗装とのこと。デュアルリアカメラの右にモバイルライト、さらに右におサイフケータイマークがあります



nubia S2のカラーバリエーションはラベンダーのほか、ホワイトおよびブラックの3色展開

本体カラーはラベンダーおよびホワイト、ブラックの3色展開。電池は大容量5100mAhバッテリーを搭載し、3年後も最大容量を92%以上維持でき、長期間使用できるようになっています。連続待受時間は5GのSAで約271時間、NSAで約354時間、4GのFDD-LTEで約545時間、AXGPで約535時間、連続通話時間は5G(VoNR)で約1002分、4G(VoLTE)で約2760分、充電時間は約63分(USB Type-C PD-PPS対応 ACアダプタ使用時)。

リアカメラの構成は以下の通りで、被写界深度カメラを搭載しているため、引き続いて「背景ぼかし撮影」が可能なほか、カメラ機能としてAIシーン識別(ペットや花、料理、文字など)に対応しており、友達とのランチや旅行先の景色、ペットのかわいい仕草も簡単に思い通りに撮影できるほか、モード「スポーツ」によって走るたび、跳ねるたびに一瞬のスピードにも反応して思い出の躍動感をもっときれいにそのまま残せ、さらに前と後の2つの視点を同時に1度で撮れる「マルチカメラ」機能に対応しました。

・約5000万画素CMOS(1/2.5型)+広角カメラ(F1.8、焦点距離21mm)
・約500万画素CMOS+超広角カメラ(F2.2、焦点距離11mm)


nubia S2のリアカメラの出っ張り具合。意外と出っ張っており、背面を下にして置くとカタカタします



nubia S2の標準カメラアプリの撮影画面(ファインダー)と簡易設定画面。左上の詳細設定からより多くの設定が可能

標準カメラアプリはスポーツやマルチカメラ以外にも「フォト」や「ビデオ」、「プロショット」、「夜景」、「ポートレート」、「タイムラプス」、「フルサイズ」、「マクロ」、「ドキュメント」、「パノラマショット」、「マルチ露光」、「単色」といった多彩なモードが用意されており、超広角カメラによる光学0.5倍相当のほか、切り抜きによる光学2倍相当や最大10倍のデジタルズームにも対応しています。以下はすべて初期設定のままでオートで撮影したサンプルとなります。


サンプル(1)屋外、晴れ、メインカメラ(光学1倍)



サンプル(2)屋外、晴れ、メインカメラ(光学1倍)



サンプル(3)屋外、晴れ、超広角カメラ(光学0.5倍)



サンプル(4)屋外、晴れ、メインカメラ(光学1.3倍)



サンプル(5)屋外、晴れ、メインカメラ(光学2倍)



サンプル(6)屋外、晴れ、メインカメラ(光学3倍)



サンプル(7)屋外、夜、メインカメラ(光学1倍)



サンプル(8)室内、蛍光灯、メインカメラ(光学1倍)

その他の仕様はUSB Type-C端子および急速充電(USB PD)、Wi-Fi 5に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 5.0、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileoなど)、加速度センサー、地磁気センサー(電子コンパス)、重力センサー、ジャイロスコープ、緊急速報メール、国際ローミング、Wi-Fiテザリング(10台)など。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMによるデュアルSIMデュアル5Gに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。

5G NR: n1, n3, n28, n77
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 8, 41, 42
3G W-CDMA: Band I, II, IV, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz



nubia S2の上下側面。上側には空気穴とサブマイク、下側には3.5mmイヤホンマイク端子とメインマイク(送話口)、USB Type-C端子、外部スピーカーが配置されています



nubia S2の左右側面。左側にはnanoSIMカードおよびmicroSDカードのカードスロット(トレイ)、右側にはスマートスタートボタンと音量上下キー、指紋センサーを内蔵した電源キーが配置されています



カードスロットを引き出したところ。カードスロットのトレイには一部でステンレスが用いられています


製品nubia S2nubia S 5GLibero 5G IVLibero 5G IIILibero 5G IILibero 5G
画面6.7型FHD+液晶6.7型FHD+液晶6.6型FHD+液晶6.67型FHD+有機EL6.67型FHD+液晶6.5型FHD+液晶
大きさ167×77×8.0mm168×77×8.7mm166×76×8.6mm169×78×9.1mm169×78×8.8mm166×77×9.2mm
重さ189g197g194g207g200g201.7g
SoCUnisoc T8100Unisoc T760MediaTek Dimensity 700Qualcomm Snapdragon 690
内蔵メモリー6GB4GB
内蔵ストレージ128GB64GB
防水/防塵○(IPX5、IPX8、IPX9)/○(IP6X)○(IPX5、IPX8)/○(IP6X)○(IPX5、IPX7)/○(IP6X)○(IPX5、IPX7)/○(IP5X)
指紋認証側面側面背面画面内側面背面
電池容量5100mAh5000mAh4420mAh4120mAh3900mAh3900mAh
イヤホン端子
ホワイト
ブラック
ラベンダー
ホワイト
ブラック
ライトパープル
ホワイト
ブラック
ブルー
ホワイト
ブラック
パープル
ホワイト
ブラック
ピンク
ホワイト
ブルー
レッド
SIMnanoSIM+eSIMnanoSIM+eSIMnanoSIM+eSIMnanoSIM+eSIMnanoSIM+eSIMnanoSIM

OSはAndroid 15をプリインストールし、アプリやアイコンなどがタップしやすいように大きく表示させたり、よく使う電話番号をショートカットに設定したりできる「シンプルモード」に対応しているため、スマホ初心者でも安心して使えるとのこと。また緊急時に大音量を鳴らして保護者への電話発信や位置情報の送信を行える「防犯アラーム」にも対応しており、アプリ利用制限機能と合わせて子供に持たせても安心して使えるようになっています。


通知とクイック設定パネルはまとめて表示されるタイプ(画像=左)。アプリ切り替えは下部の「×」ボタンですべて終了可能(画像=右)



文字入力は「Gboard」がプリインストール(画像=左)。アプリ一覧(ドロワー)もシンプル(画像=右)



すべてのアプリ(画像=左)と設定の第1階層目(画像=右)。コンパスやノート、ユーザーガイド、PayPayなどの多数のアプリはアンインストールが可能



内蔵ストレージは初期設定完了直後で18.35GBが使われており、残りが109.65GB(画像=左)。RAMは最大6GBが拡張可能(画像=右)



リフレッシュレートは初期状態では自動となっており、手動で60Hzや90Hz、120Hzに固定可能(画像=左)。リセット オプションの「おサイフケータイ対応サービスのデータを消去」にも対応(画像=右)



バッテリーの設定は基本の他に「AI充電」と「80%の上限」が用意(画像=左)。AIによるアプリの最適化によってバッテリー持ちを改善可能(画像=右)



ワイヤレス充電には非対応なものの、有線による給電機能には対応(画像=左)。その他の省電力設定(画像=右)



AI機能「nubia AI」や「Gemini」などの設定(画像=左)。AIによる「同時通訳」や「Ai通話」、「AI入力」、「AI詐欺防止」などが利用可能(画像=右)



AI通話(画像=左)とAI入力(画像=右)の設定画面



便利な機能&操作にはスマートスタートボタンやスマートサイドバー、システムナビゲーション、片手モード、通話録音、留守録、アプリ非表示、画面を記録、アプリクローン、画面エッジのミスタッチの防止、タッチ無効化モード、ジェスチャーとモーション、自動電源ON/OFFの設定、ユーザー補助、Google Geminiのウェイクアップといった設定が可能



通話録音は自動録音にも対応(画像=左)。スマートスタートボタンはライトやスクリーンショット、防犯アラームのほか、アプリを設定可能(画像=右)



防犯アラームはアラームを鳴らすとともに登録した緊急連絡先に自動的に電話をかけたり、SMSを送信したりすることが可能(画像=左)。ジェスチャーとモーションでは「ダブルタップして画面をONする」などが可能に(画像=右)



スマートサイドバーを使っているところ(画像=左)。初期状態では「2Gを許可」がオフになっており、偽基地局対策が行われています(画像=右)



デバイス情報(画像=左)と認証情報(画像=右)。日本で利用するための認証(いわゆる「技適」)の番号は電波法に基づく工事設計認証(R)が「204-B01094」、電気通信事業法に基づく技術基準適合認定(T)が「HPQ250008204」。なお、メーカー型番は「Z6301S」で、中国製(Made in China)です



ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」(v11)では総合スコア65万程度となっており、競合となるエントリースマホではMediaTek製「Dimensity 6300」を搭載する「AQUOS wish5」や「OPPO A5 5G」などの55万程度を上回っていました



https://youtu.be/Ku7JOFlG74E


<nubia S2の主な仕様>
製品名nubia S2(ヌビア・エス・ツー)
サイズ約167×77×8.0mm(突起部除く)
質量約189g
本体色ラベンダー、ホワイト、ブラック
ディスプレイ約6.7インチHD+(1080×2400ドット)
TFT液晶
HDR表示
チップセット(SoC)Unisoc T8100
CPUオクタコア(2.2GHz Arm Cortex-A76コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A55コア×6)
GPUクアッドコア(650Hz Arm Mali-G57 MP4)
内蔵メモリー(RAM)6GB
内蔵ストレージ128GB
外部ストレージmicroSD/microSDHC/microSDXC(最大1TB)
リアカメラ約5000万画素CMOS/広角カメラ+約500万画素CMOS/超広角カメラ
フロントカメラ約1600万画素CMOS/広角レンズ
バッテリー容量5100mAh(取外不可)
接続端子USB Type-C
ワイヤレス充電
生体認証指紋、顔
防水/防塵/耐衝撃○(IPX5、IPX8、IPX9)/○(IP6X)/○(MIL)
おサイフケータイ(FeliCa/NFC)○/○
ワンセグ/フルセグー/ー
ハイレゾ音源
テザリング同時接続数[Wi-Fi/USB/Bluetooth]10台/1台/4台
無線LAN(Wi-Fi)IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠
BluetoothVersion 5.0
最大通信速度[受信時/送信時]5G:1.8Gbps/159Mbps
4G:525Mbps/46Mbps
VoLTE/VoLTE(HD+)○/ー
SIMnanoSIMカード×1+eSIM(デュアルSIM)
OSAndroid 15
メーカーZTE


記事執筆:memn0ck


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