この記事をまとめると

■大阪オートメッセ2026にオートバックスセブンが出展

■本格チューンや高級オーディオ装着車など多様なサービス力を実車で訴求

■ライト層から高度なカスタム層まで対応できる体制を強く印象づけた

各店舗本気のデモカーが集結

 およそクルマに乗っている人なら、スマホ用の充電ケーブルなり洗車アイテムなり、一度はお世話になっているであろうオートバックス。大阪オートメッセ2026には、地元京阪神はもちろん東海や関東など、各地のスーパーオートバックス&オートバックスの代表的なサービスメニューを施されたデモカーを幅広く展示した。Aピットの名で親しまれるオートバックスのガレージ&ピットサービスはますます多彩になる一方で、チューニング&カスタムとも相当にレベルの高いメニューを展開している。オートバックス店舗の置かれた各地の土地柄を想像しながら、それぞれのデモカーをつぶさに眺めていくのが、ここのブースの楽しみ方というワケだ。

 まずはスーパーオートバックス浜松から、ドリキンこと土屋圭市さんの個人車両だという白のFL5型シビックタイプR。こちらにはマックス織戸と浜松スーパーオートバックスのコラボによるスペシャルECUが装着され、410馬力・57.5kgmを実現しているという。HKSレーシングプラグとシャシーダイナモ上でのセッティングまで込みで、14万5000円という内容だ。

 お次はスーパーオートバックス・サンシャイン神戸で仕上げられたGR86で、公道走行の可能な車検対応チューンで、筑波サーキットで1分01秒627、岡山国際で1分24秒484、セントラルで1分24秒555を記録しているという本気のタイムアタック仕様だ。なるべくパワー・チューンに頼ることなく、シャシーセッティングで煮詰めてはタイムを削ることをコンセプトに、ここまで仕上げているという。

 続くスーパーオートバックスかしわ沼南のデモカーは、キャンバー鹿児島とのコラボで、ハイエースを「ペットと旅するキャンピングカー」仕様にカスタム。買い物のような日常のアシ使いから車中泊での長旅まで、200Ahのリチウムイオンバッテリーやエアコン、FFヒーター搭載によって、快適に過ごせる仕様だという。オフホワイトの柔らかな雰囲気の内装も見どころだ。

オーディオやコンプリートカーなど高い総合力

 さらにはスーパーオートバックス名古屋ベイによる、オーディオ装着のデモカー、WRX S4にも注目。こちらはドアパネルとAピラーの2カ所装着ながら、スピーカーとツイーターが同軸レイアウトとなって3ウェイシステムを実現しているという、パイオニアのコンパクトなハイエンド・スピーカーシステムTS-Z1GRを、カロッツェリアのDEQ-7000Aデジタルプロセッシングユニットと組み合わせている。パイオニアが特別研修を施したエキスパートのみがセッティング要件を守りつつ取り付けられるという、特別なシステムだ。

 リヤシート側にはカロッツェリアのサブウーファーTS-W1000RSをキッカーのCXA400.1をウーハーボックスで組み込むなど、ここでもオートバックスの高い装着技術を見ることができる。同じ仕様で組んでもらうことももちろんウェルカムで、総計200万円オーバーのところを特別に180万円で提供されているシステムだ。もちろん現場で視聴も受け付けている。

 またお隣では、ボルボXC90を用いて、近年アフターマーケットのカーオーディオに進出したヤマハが、そのシステムの視聴体験を行っている。日本の老舗にして名門オーディオメーカーが本気で取り組んだシステムも、もちろんオートバックスで取り付けられるからこそ、ここで経験できるワケだ。

 このようにオートバックスとAピットは、走りも和みもオーディオも、あらゆるクルマの楽しみ方を提供しているが、ライトから高度なカスタム&チューニングだけではない。コンプリートカーとして2002年に発表されたライトウエイトスポーツ、ガライヤはもはやネオクラシックの域に入りつつあるが、初期ロットとなるオリジナルの1台をレストアして展示。内装はアルカンターラに張り替えられるなど、アップデートも図られている。

 また、東京オートサロンで発表された、FL5を限りなくストリートリーガルなスーパーGT仕様に近づけるARTAコンプリートキットは、限定20台が完売間近とはいえ、まだすべてが契約済みではないとか。新規予約は終了しているものの、まだワンチャン夢を見させてくれる、そんな気分で眺めると違って見えるものがあるかもしれない。