iPhoneデザイン内装の新型「ルーチェ」は2026年5月にワールドプレミア予定

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iPhoneのデザイナーとタッグ!

 フェラーリは2026年2月9日、同社初となるBEV(電気自動車)スポーツカーのインテリアデザインを世界初公開するとともに、その車名を「ルーチェ(Luce)」とすることを発表しました。

 2026年5月にイタリアで開催予定のワールドプレミアに向け、新たなフェラーリの章がいよいよ幕を開けます。

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 今回発表されたルーチェは、フェラーリの歴史における新たなチャプターの始まりを告げるモデルです。

 車名の“Luce”はイタリア語で「光」を意味し、ブランドの揺るぎない未来への焦点と、輝かしい新時代の到来を象徴しています。

 最大のトピックは、そのデザインプロセスにあります。フェラーリはこのプロジェクトにおいて、米サンフランシスコと英ロンドンに拠点を置くクリエイティブ集団「LoveFrom」と5年にわたり協業してきました。

 LoveFromを率いるのは、AppleでiPhoneやiPodなどのデザインを手掛けたことで知られるサー・ジョナサン・アイブ(Sir Jony Ive)氏と、著名なプロダクトデザイナーであるマーク・ニューソン(Marc Newson)氏です。

 フェラーリのスタイリングセンターを率いるフラビオ・マンゾーニ氏とLoveFromのチームは、初期段階から密接に連携し、フェラーリの伝統と革新的なユーザー体験の融合を目指しました。

 公開されたインテリアは、大型タッチスクリーンが主流となりつつある近年のEVトレンドとは一線を画す仕上がりとなりました。

 あえてスクリーンのみに集約せず、精巧な機械式のボタンやダイヤル、トグルスイッチと、デジタルディスプレイを融合。

 これにより、直感的かつ確かな手応えのある操作感を実現し、フェラーリならではのドライビングプレジャーを損なわないよう配慮されています。

 ステアリングホイールは、1950年代から60年代のナルディ製ウッドステアリングを現代的に解釈した、シンプルな3本スポークデザインを採用。

 素材にはリサイクルアルミニウムが用いられ、従来モデル比で400gの軽量化を果たしました。

 また、始動時に使用するキーには、自動車業界初となる電子ペーパー(E Ink)ディスプレイを内蔵した特殊ガラス製を採用。

 センターコンソールに差し込むと、キーの色が黄色から黒へと変化してシステムが起動するという、ユニークな演出も盛り込まれています。

 フェラーリの伝統とジョナサン・アイブ氏らのデザイン哲学が融合した新型ルーチェ。

 その全貌となるエクステリアは、2026年5月にイタリアで開催されるイベントにて正式発表される予定です。