全長4.1m!トヨタ斬新「小さなオープンカー」実車公開!

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全長4.1m!トヨタ斬新「小さなオープンカー」実車公開!

 2026年2月4日、トヨタ博物館(愛知県長久手市)はパシフィコ横浜(横浜市)で開催される日本最大級のクラシックカーイベント「Nostalgic 2days(ノスタルジック2デイズ)2026」に初めて出展すると発表しました。

 ブースには一体どのようなクルマが出展されるのでしょうか。

【画像】超カッコイイ! これがトヨタ斬新「小さなオープンカー」です!(78枚以上)

 ノスタルジック2デイズ2026の開催日程は、2026年2月21日・22日の2日間。

 初出展となるトヨタ博物館のブースには、現在開催中の企画展に関連した1990年代の車両2台が持ち込まれます。

 そのうちの1台は、WRC(世界ラリー選手権)でタイトルを獲得した伝説のマシン「セリカ GT-FOUR(ST185型・1993年式)」。

 そしてもう1台は、そのセリカの隣に並ぶには意外かもしれませんが、しかし90年代を生きた若者にとってはセリカと肩を並べる“リアル”な青春の記憶を呼び覚ます一台でした。

 そのクルマの名は、「サイノス コンバーチブル(1997年式)」です。

 サイノスといえば、1991年にデビューしたコンパクトクーペで、「ターセル/コルサ/カローラII」をベースに、スタイリッシュなボディを架装。

「友達以上、恋人未満」というキャッチコピーや、「プレゼントしよう、サイノス」のCMを昨日のことのように覚えている人も多いのではないでしょうか。

 手が届きやすい価格と軽快なスタイリングで、当時は「シルビア」や「プレリュード」といった人気モデルと共に、若者のデートカーとして、あるいは女性ユーザーの愛車として街中を彩りました。

 そして今回展示されるのは、1995年に登場した2代目サイノスのラインナップに追加されたオープンモデルの、「コンバーチブル」です。

 当時はバブル崩壊後の90年代後半。コストダウンが求められる厳しい時代にあっても、トヨタは「若者にクルマの楽しさを」と考え、手頃なクーペにわざわざオープンボディを設定していました。

 その心意気が詰まった希少なモデルが、令和の横浜に姿を現します。

 なぜ、数ある歴史的名車の中から、あえて今「サイノス」なのか。

 そこには、トヨタ博物館ならではの“熱い理由”がありました。

 実は、現在のトヨタ博物館館長である榊原氏は、同館初となるエンジニア出身の館長。

 そして彼がトヨタ入社当時、まさに開発に携わっていたのが、このサイノスだったのです。

 一般的に、博物館の展示車両といえば、技術的な革新性やレースでの戦績が重視されがちです。

 しかし今回、作り手の魂が込められた一台として、WRCの覇者と同列にサイノスが選ばれたことは、大衆車文化を大切にする同館の姿勢を象徴していると言えるでしょう。

 もちろん、隣に展示されるセリカ GT-FOURも必見で、こちらは1993年のWRCオーストラリアラリー優勝車であり、日本車初のダブルタイトル獲得という偉業を成し遂げた正真正銘のヒーローです。

※ ※ ※

 世界の頂点を極めた「最強のセリカ」と、当時の若者の等身大の夢を乗せた「最愛のサイノス」。

 対照的な2台ですが、どちらも90年代の日本の自動車シーンを語る上で欠かせない存在です。

 特にサイノス コンバーチブルの実車を間近で見られる機会は極めて稀。

 当時のオーナーやファンにとっては、甘酸っぱい記憶と共に再会できる貴重な2日間となりそうです。