1−2敗戦も、横浜FC指揮官は“インプレッシブサッカー”に手応え「堅守速攻からの脱却という意味では…」
開始5分と8分にゴールを奪われ、序盤から2点を追いかけることになった横浜FCは、GK石井僚を加えた最終ラインでボールを保持しながら、攻撃の糸口を探る。
すると19分にチャンスを得る。右サイドで相手のクリアボールを拾った山田康太のクロスの流れから、横山暁之がゴール前でシュートを放つ。しかし、これは相手GKに阻まれてしまう。
後半もボールポゼッションで優位に立った横浜FCは、69分の細井響のミドルシュートはクロスバーに嫌われたが、75分に村田透馬の美しい弧を描くコントロールショットで1点差に詰め寄る。その後も敵陣でボールを動かして押し込む時間は長かったが、追加点は奪えず、タイムアップの笛が鳴った。
「選手と共有したのは、我々は狙われる、追われる立場だということ。J1から降格してきて、J2のチームに食われるなっていう話をして試合に臨みました。ただ、僕の雑感ですけど、8分間に2失点した要因は、受けに回ったこと。潰せない、勇気を持ってプレーできない。やるべきことが徹底できなかった」
試合後にそう悔しさを滲ませた横浜FCの須藤大輔監督は、「どうしてもメンタルスポーツなので」としつつ、さらにこう続ける。
「球際の強さだったり、最後の身体を張る部分では相手のほうが上だった。それは守備でも攻撃でも、もっと高い位置を取ればいいのに、もっと幅を取ればいいのに、もっと運べばいいのに、もっと付ければいいのにっていうところがありました。20分過ぎからは少なくなりましたけど、それでは強者のサッカーにならない。マインドはまだまだ弱気な部分がある」
一方で、指揮官はテーマに掲げる“インプレッシブサッカー”に手応えも示す。
「ボールの運び方だったり、どうやってテンポ良く回すか、アタッキングサードでの効果的な崩しも、まだまだ修正の余地はありますけど、ビルドアップからシュートまで持っていけるシーンもありました。堅守速攻からの脱却という意味では、できているシーンのほうが多かったのかなというのはあります」
ポゼッション率は64パーセント、シュート数も山形の9本に対して16本と上回った。ただ、1点しか取れなかった。須藤監督は「2点取られても3点取るサッカーをしていきたいので、失点よりも1点しか取れなかったことにフォーカスして次の仙台戦に向けて準備していきたい」と前を向いた。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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