キルティング加工が施された豪華内装がイイ!

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高級ミニバンとして受け継がれる思想と進化

 モーターショーの魅力の一つに、市販を控えた新型車をいち早く実車で確認できる点があります。

 写真や映像では伝わりきらないサイズ感や質感、細部の作り込みを直接体感できるため、クルマ好きはもちろん、購入を検討している人にとっても貴重な機会です。

【画像】超カッコいい! これが日産の新型「大型“3列ミニバン”」です! 画像を見る(30枚以上)

 そうした期待が集まる中、2026年1月23日から25日まで、大和ハウス プレミストドーム(札幌市豊平区)で「ジャパンモビリティショー札幌2026」が開催されました。

 北海道では数少ない大規模なモビリティ展示イベントとして注目され、最新の自動車技術や電動化モデル、次世代の移動手段が一堂に会し、会場内は初日から活気にあふれていました。

 その中でも2026年夏の発売に先駆けて展示されていたのが、日産の4代目となる新型「エルグランド」です。

 同車はすでに2025年10月に東京で開催された「ジャパンモビリティショー2025」で一般公開されてはいたものの、発売前の段階で北海道の地に実車が登場するのは貴重で、多くの来場者が足を止めて見入っていました。

 エルグランドは1997年の初代登場以来、日本における高級ミニバンというジャンルを切り拓いてきたモデルです。

 広さだけでなく、走行性能や快適性、上質感を重視した設計は、ファミリー層だけでなく送迎や業務用途など、さまざまなシーンで支持されてきました。

 今回の4代目モデルは、その伝統を継承しつつ、電動化や先進技術によって現代的な価値を加えています。

 ボディサイズは全長4995mm×全幅1895mm×全高1975mmと、プレミアムミニバンらしい堂々としたプロポーションです。

 外観は力強さと繊細さを併せ持ち、日本的な美意識を感じさせるディテールが随所に盛り込まれています。

 都市部でも自然豊かな地域でも映えるデザインとなっており、幅広いユーザー層を意識した仕上がりです。

 室内空間は、落ち着きと上質さを重視した設計が印象的です。3列シートによる広々としたキャビンは、移動中でもリラックスできる雰囲気があり、素材や配色からは細やかな配慮が感じられます。

 照明や大型ディスプレイの配置も洗練されており、実車に触れることで完成度の高さを実感できる内容でした。

 走行面では、第3世代e-POWERを核としたパワートレインが採用され、静粛性と力強さを高い次元で両立しています。

 さらにe-4ORCEによる四輪制御が加わることで、発進時や旋回時の挙動が穏やかになり、すべての乗員に快適な移動体験を提供します。長距離移動や冬道走行が多い北海道においても、安心感の高い仕様と言えるでしょう。

 2026年夏の発売が予定されている新型エルグランドについて、ネット上でもさまざまな声が上がっています。

「エルグランドがようやく本気で復活した印象」と期待する声がある一方で、「デザインは落ち着いたけれど、もう少し攻めてもよかったのでは」とする意見も見られます。

 また、「e-POWERとe-4ORCEの組み合わせは雪国では心強い」という評価がある反面、「燃費がどこまで伸びるか気になる」と慎重な見方もあります。

 内装については「質感がかなり向上していて高級感がある」という声がある一方、「価格が上がりそうで手が届くか不安」といった現実的な指摘もありました。

 さらに「アルファードと比べてギラギラしてなくてイイ」「この迫力ある見た目で自動車税はアルファードより安いのは魅力」「アルファードと比べてリセ−ルはどうなるだろうか」など、ライバル車と比較する声も見られ、新型エルグランドが大きな注目を集めていることがうかがえます。