年齢が出やすいまぶたのたるみにコスメ+ツボ刺激!顔ツボ先生が教える「眼瞼下垂」「まぶたのたるみ」「クマ・むくみ」予防解消メソッド
皮脂の分泌が少なく皮膚がデリケートな目元は、年齢サインが出やすいパーツ。スマホの見すぎや表情筋の緊張などで疲れが蓄積すると、老化はさらに加速します。目の周りの筋肉や神経にアプローチするセルフケアと、エイジング悩みに対応する目元用コスメの活用で、若々しく力強いまなざしを復活させて (撮影:小川 剛 イラスト:さとうあゆみ 取材・文・構成:片岡えり)
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シワは化粧品で改善できる
疲労や年齢が出やすい大人の目元。悩みに効果的なケアを、鍼灸師で“顔ツボ先生”の奈部川貴子さんに聞きました。
「皮膚が薄く乾燥しがちなのに、動きの多い目元は、シワができやすいパーツです。ただ、シワの進行は化粧品で遅らせられるし、医薬部外品を使えば改善も期待できます。そもそも目尻のシワは、そこまで老けた印象を与えません」
保湿を徹底し、皮膚を柔らかく保つと同時に、ナイアシンアミドなどシワ改善の有効成分を配合したアイテムを、摩擦に注意しながら毎日優しく塗り続けましょう。
「目元の老化で深刻なのは、上下のまぶたのたるみ。上まぶたが重く開きにくくなると、額の筋肉で目を開けようとするため、頭痛に加え額にシワが出やすくなります。いわゆる眼瞼下垂(がんけんかすい)の状態。
一方、目の下がたるむと影が生まれ、疲れた印象を与える。これらのたるみは、目の周りの筋肉や血管、脂肪など皮下組織の衰えが関係していて、化粧品だけでは結果が出にくいのです」(奈部川さん。以下同)
たるみにはツボ刺激を
長年ハードコンタクトレンズを装着している人や目周りをこするクセがある人は、まぶたのたるみが出やすいそう。奈部川さんは、目に関わるツボや神経を刺激するセルフケアを提案します。
「ツボは東洋医学でいう経絡の交差点。刺激することで血流を促し、筋肉の活性化や、逆に緊張を緩める効果もあります。実は目は自律神経とつながりが深く、スマホの見すぎなどで目を酷使すると脳が緊張状態になりますが、目の周りを刺激して微小循環を促し筋肉をほぐせば、自律神経も整えられるのです。
朝は筋力を目覚めさせるために、夜はリラックスのために、1日2回ツボと筋肉に刺激を。その際、力を入れすぎないよう心がけるのがポイントです」
化粧品を塗ったあとにツボを刺激すれば、有用成分の浸透がアップ。相乗効果も期待できそうです。
【ツボ刺激は指、またはツールで】

人差し指を曲げた第2関節の、親指側の角を

1:WAVY ニードルリフトポインター ¥39,600/ヤーマン
EMSで筋肉に深くアプローチ。硬くなった表情筋やツボをピンポイントで刺激するニードルモードと、ローラーで引き上げるリフトモードの2WAYで使える。
2:KAOYOMI セルフケアスティック3セット ¥9,900/BG
圧を加えるハート形状、凝りをほぐすコーム形状、垂直な一点圧を与えるティアドロップ形状のスティックをセット。軽量で使いやすく、衛生的な抗菌樹脂製。
〈目のトラブルに効くツボマップ〉

目のトラブルに効くツボマップ
晴明は目の不調全般に効果あり。攅竹は目やまぶたの動きをよくする。魚腰は目が開きやすくなって目力アップ。太陽は、加齢による見えにくさや目のかすみ、酷使した目の回復に。瞳子りょう(骨へんに「翏」)は目の疲れやクマ、シミにも有益。四白は目の下のくすみやクマに効果的。陽白は視界がクリアになり、目尻の下垂予防にもなる
〈目に関係する表情筋〉

目に関係する表情筋
額から目の周りの筋肉もたるみやシワに関わっている。上眼瞼挙筋が衰えると前頭筋で目を開けるようになるため額にシワができ、皺眉筋の収縮が強いと眉間にシワが。眼輪筋の筋力が低下すると、まぶたがたるんだり、くぼんだり。まずは眉間を寄せるなど表情の癖に気づくことが大事。目をぱっちり開いてしっかり閉じることも筋トレになる
悩み別セルフケアメソッド
奈部川さん独自のメソッドは、ツボ+筋肉を動かす神経を同時に刺激するというもの。
ツールや指の関節で優しく刺激すれば、血流改善に加え、筋肉を活性化させ、動かしやすくなります。
1ヵ所を押す時間は5〜10秒程度でOK。入浴中、入浴直後、飲酒時は行わないよう注意して
〈眼瞼下垂の予防に〉

眼瞼下垂の予防に
まぶただけでなく、生え際や額を刺激して緊張を緩めると効果的。黒目の中央から垂直に上がった、眉毛から親指1本分上の「陽白」、目頭から垂直に上がった、生え際から小指1本分後ろの「曲差」、黒目の中央から垂直に上がった生え際の「頭臨泣」を5〜10秒プッシュ
〈まぶたのたるみ、眼精疲労に〉

ぶたのたるみ、眼精疲労に
眉頭から眉の中央にスティックを押し当て、そのまま左右に1mm揺らす。次に眉中央から眉尻にスティックを押し当て左右に1mm揺らす。さらに眉頭下の凹みの「攅竹」と、黒目の中央から垂直に上がった眉骨の凹みの「魚腰」を5〜10秒プッシュ。眉の緊張がほぐれ、目がぱっちり!
〈下まぶたのクマ、むくみに〉

眼輪筋の血流を促し、凝り固まった頬の筋肉を活性化させると、目の下のたるみやクマ、むくみが目立たなくなる。黒目の中央から垂直に下がった頬骨の下部分を5〜10秒グッと深く押し、外側に少しずつずらして、もみあげ近くまでプッシュ。指で刺激するなら2本指で挟むように
※記事内の商品価格はすべて税込です
