秀吉・秀長兄弟が「親の敵」と恨んだ男・城戸小左衛門は実在した?〈大河ドラマ「豊臣兄弟!」第3回〉
歴史はエンターテインメント!かしまし歴史チャンネルへようこそ。今年のNHK大河ドラマ『
秀吉の因縁の相手・城戸小左衛門は実在した?
大河ドラマでは、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が「父の手柄を横取りした敵(かたき)」と語る人物として、城戸(きど)小左衛門が登場します。
物語の中では、秀吉の因縁の相手として描かれていますが、この設定は史実にもとづくものではなく、ドラマ独自のフィクションです。藤吉郎と小一郎の父である弥右衛門が、戦場で討ち取った敵の首を城戸小左衛門に奪われ、その無念から命を落とした――という話を裏づける史料は、現在のところ確認されていません。
しかし、城戸小左衛門という人物そのものは、架空というわけではなく、実在が確認できる人物です。織田信長の側近武士であり、太田牛一が書いた『信長公記』にも、その名が記されています。
