アメリカの連邦通信委員会(FCC)が、衛星インターネットサービスを展開するStarlinkが提出した「(PDFファイル)第2世代衛星」と呼ばれる製品群を7500基打ち上げるという計画を承認したことが分かりました。

FCC approves SpaceX plan to deploy an additional 7,500 Starlink satellites | Reuters

https://www.reuters.com/business/media-telecom/fcc-approves-spacex-plan-deploy-additional-7500-starlink-satellites-2026-01-09/



The FCC is letting SpaceX launch 7,500 more Starlink satellites | The Verge

https://www.theverge.com/news/860210/fcc-spacex-7500-more-starlink-satellites

第2世代衛星は第1世代を大幅に上回るスループットを実現した改良型で、物理的にも大きくなっていることが特徴です。公式には「V2」と呼ばれ、スターシップ宇宙船と互換性があるものと、ファルコン9ロケットと互換性がある小型版の「V2 Mini」が存在します。

V2は2022年に7500基の打ち上げが許可されており、2026年になってさらに追加で7500基を打ち上げる計画の承認が得られました。これによりSpaceXは合計1万5000基のV2を運用できるようになります。



なお、SpaceXは2025年10月時点で、第1世代を合わせて1万機の衛星を宇宙空間に打ち上げることに成功しています。これらの衛星には耐用年数があるため、いくつかの衛星は処分されています。

SpaceXのStarlink衛星が1万基を突破 - GIGAZINE



今回の承認では、SpaceXによる衛星のアップグレードと5つの周波数での運用も許可されており、サービス範囲の重複や容量の増強を妨げていた従来の要件が免除されているとのことです。FCCは、追加の衛星によりアメリカ国内外でのサービス範囲が補強され、次世代モバイルサービスと最大1Gbpsのインターネット速度が可能になると述べました。

FCCのブレンダン・カー委員長は「今回の認可は次世代サービス実現のゲームチェンジャーです。1万5000基の新型衛星認可により、SpaceXは前例のない衛星ブロードバンド能力を提供し、競争を強化することになり、あらゆる地域が取り残されないよう支援する道が開かれました」と強調しました。

SpaceXは当初、約3万機の衛星展開を申請していましたが、記事作成時点では少数の承認に抑えられました。



FCCは、今回承認した7500基のうち半数を2028年12月1日までに打ち上げ、割り当てられた軌道に配置し運用を開始すること、残りの衛星は2031年12月までに打ち上げなければならないと定めています。また、第1世代衛星7500基の展開は2027年11月末までに完了させなければならないことになっています。