こちらは、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が観測した棒渦巻銀河「NGC 1300」。


エリダヌス座の方向、約6900万光年先にあります。


棒状構造の両端から渦巻腕(渦状腕)が伸びていく様子がはっきりとわかるNGC 1300を、NASA(アメリカ航空宇宙局)は棒渦巻銀河の典型例だと解説しています。


【▲ ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が観測した棒渦巻銀河「NGC 1300」(Credit: NASA, ESA, and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA); Acknowledgment: P. Knezek (WIYN))】

棒渦巻銀河とは、中心部に棒状の構造が存在する渦巻銀河のこと。こうした棒状構造は、私たちが住む天の川銀河をはじめ、渦巻銀河の約3分の2に存在するとみられています。


また、NGC 1300の中心には、幅およそ3300光年の渦巻構造が存在しています。NASAによると、このような構造が中心部にみられる銀河は、大規模な棒状構造を持つものに限られるということです。


冒頭の画像はハッブル宇宙望遠鏡のACS(掃天観測用高性能カメラ)で取得したデータを使って作成されたもので、NASAから2005年1月10日付で公開されました。


本記事は2019年1月4日公開の記事を再構成したものです。


 


文/ソラノサキ 編集/sorae編集部


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