[12.30 プレミアリーグ第19節 アーセナル 4-1 アストン・ビラ]

 プレミアリーグは30日、各地で第19節を開催。首位アーセナルが公式戦11連勝、プレミア8連勝中と絶好調だった3位アストン・ビラを4-1で粉砕し、リーグ戦4連勝で首位をキープした。

 アーセナルは怪我のDFユリエン・ティンバーとDFガブリエル・マガリャンイスの復帰ゲームとなったがチームの要、MFデクラン・ライスが膝の負傷でメンバー外。

 一方のビラもDFマティ・キャッシュとMFブバカル・カマラがイエローカードの累積で出場停止。どちらも主力を欠く状態での中2日のプレミア連戦となった。

 前半13分、いきなりアウェイチームに決定機が訪れる。アーセナルのビルドアップ時、DFウィリアン・サリバの縦パスをDFエズリ・コンサが素早い寄せからのインターセプトでFWビクトル・ギェケレシュからボールを奪うとそのまま持ち運び、ゴール前のFWオリー・ワトキンスへ。ダイレクトで合わせるもシュートは枠を外れる。前節チェルシー相手に途中出場からのブレイスで逆転勝利に貢献した好調のワトキンスだったが、ここは力が入ってしまう。

 前半17分にもMFエミリアーノ・ブエンディアのパスからワトキンスがカットインしてシュート。これも枠には行かずともアストン・ビラがカウンターやロングボールからチャンスを作る。

 前半45分にはまたもビラがチャンスを迎える。試合序盤からリーチを活かしたドリブルやボールキープでリズムを作ってたMFアマドゥ・オナナのスルーパスに抜け出した初先発の新戦力MFジェイドン・サンチョ。右サイドを抜け出してファーポストに走り込むエースワトキンスへラストパス。しかしこれはサリバが間一髪で触ってクリア。アーセナルがボールをキープするもチャンスの多さはビラという前半だった。

 しかし後半開始3分、この男が試合の流れを変える。やはり今シーズンのアーセナルはセットプレー。コーナーキックから帰ってきたガブリエルがGKエミリアーノ・マルティネスと競り合いながらも体で押し込み先制点。ノーファウルの判定で1-0とアーセナルが先攻する。アーセナルはコーナーキックからの得点が脅威の11点目となった。

 さらに後半7分、MFマルティン・ウーデゴーアがインターセプトでボールを奪うと絶妙なタメからゴール前に極上のスルーパス。これを抜け出したMFマルティン・スビメンディが冷静に決め、2-0。完全にゲームの流れがホームチームに傾く。

 後半24分にはウーデゴーアの左からのクロスのこぼれ球をティンバーが拾い、最後はFWレアンドロ・トロサールがコントロールショット。オフサイドが疑われたがVARの結果、オンサイド。トロサールの今シーズン5ゴール目でアーセナルが3-0とリードを広げる。

 仕上げは後半33分。左サイドを抜け出したトロサールから代わって入ったFWガブリエル・ジェズスが上手く合わせて4-0。交代後ファーストタッチで今シーズン初ゴールを奪う形となった。

 このままでは終われないビラは後半アディショナルタイム4分、FWドニエル・マレンの強引なドリブル突破から最後はワトキンスが押し込み4-1。ワトキンスの2試合連続ゴールで意地を見せるも試合はそのまま終了。

 これでアーセナルはホームゲームの無敗継続でリーグ戦4連勝。アストン・ビラは試合のリズムを作っていたオナナの前半負傷交代が響く結果となった。