Snow Man「BOOST」パフォーマンス解説 各メンバーの魅力と表現力、9人が揃う“完全版”への期待も
11月5日にリリースされるSnow Manの5thアルバム『音故知新』。その収録曲である「BOOST」が10月13日に先行配信リリースされた。同曲は低音が重く響く、アグレッシブな楽曲だ。聴き進めていくと、展開もバリエーション豊かで、メンバーもそれぞれ自身の声質を活かして高音から低音までさまざまな歌声を響かせており、Snow Manらしい多様性を感じることができる。
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ダンス、シンクロ、表情、フォーメーション……見どころ満載な「BOOST」MV
また、配信日には公式YouTubeチャンネルにてMVも公開。総勢30名のダンサーとともに楽曲の世界観を表すダンスをパフォーマンスしている。まず、感じるのは「自らの意思で常に限界を突破していきたい」というメッセージを表現したかのような力強さだ。Snow Manの“十八番”とも言える激しいダンスだけでなく、アクロバティックな動きやカメラを射抜くような迫力ある表情なども、その力強さに通じている。さらに目まぐるしく変わるフォーメーションも、多くの展開を持つ同曲にぴったりだ。ダンサーと踊っている部分はもちろんだが、メンバーのみになる場面でも阿吽の呼吸で見せるシンクロ具合や豊かな表情を駆使しており、迫力は勝るとも劣らない。
そして、各メンバーの魅力もしっかりと表現されている。センターポジションに多く立つ岩本照は、出だしの鋭い眼光然り、圧倒的な存在感を見せている。ダンスにおける体の使い方やシルエットも美しく安定感があり、同曲において間違いなく骨子となっている。目黒蓮はしなやかさを活かした佇まいが印象的。首を少し傾げるなどの小さな所作もアクセントになっていて、多くの人前に立ってきた経験値を感じさせる。
宮舘涼太は、キレのあるダンスで一つひとつのムーブも大きく、華を添えている。しかし、その中に繊細な動きや表情を混ぜているのはさすがである。いつもはかわいらしい印象がある阿部亮平は、それを封印。低音を響かせ、目の光を消したかのようなクールな表情には、ギャップを感じた。
深澤辰哉、渡辺翔太、向井康二、佐久間大介の表現力
渡辺翔太は歌とダンスを融合させる力が光っている。彼の歌は楽曲において変化の拠点になり得るパートを担っているが、それを印象付けるためなのか、ムーブを歌のアクセントとして見せているようにも感じた。向井康二はダンサーに囲まれても、その存在が決して埋もれることのないオーラを放つ。かと思えば、メンバー全員で見せるフォーメーションの部分では、個性が突出しすぎないように周りに溶け込むという変幻自在っぷりを見せている。
佐久間大介は高さのあるジャンプなどで迫力を出している一方、ダンススキルもしっかり発揮。軸のブレないターンや首の角度など細かな部分までクリアなダンスを披露している。深澤辰哉は安心して見ていられるきれいなダンスを展開。アップでカメラに抜かれるたびに、表情での表現力が高いことも見て取れる。穏やかな表情から威圧感のある表情まで見せ、曲の幅広さを表現していた。
ちなみに同MVの撮影は、ラウールが体調不良で欠席している。パフォーマンス力に定評のあるラウールのことだ。同曲におけるパフォーマンスも、素晴らしいものを見せてくれるに違いない。今後、テレビ番組やライブなどで披露される“完全版パフォーマンス”にも期待が募る。5thアルバム『音故知新』の発売も楽しみに待ちたい。
(文=高橋梓)
