ホンモノの国勢調査員が「絶対に聞かないこと」 専門担当者が明かすニセモノを見分けるポイントとは 全国で詐欺を疑うケースが多数…苦労の多い調査員の皆さん、ご苦労様です
今年は5年に1度行われる国勢調査の年です。すでに、国勢調査の青色の封筒が届いている人も多く、もう回答したという人もいるのでは?
しかし、全国的に国勢調査の調査員をかたる詐欺が報告されています。今回は、本物の調査員と偽物の調査員の見分け方を教えます。
■国勢調査は、なぜ必要なの?
国勢調査は、外国人を含む日本に住むすべての人を対象としたものです。質問内容は、世帯の人数や仕事の種類など17項目で、集められたデータは、防災計画づくりや行政サービスなどに使われます。
どこにどんな人が住んでいるかを調べることは、住みやすい国づくりには欠かせないのです。
■どんな人が調査員として来る?
調査は、調査員が直接家を訪問し調査票を手渡しするか、不在の場合はポストに投函します。しかし今、この調査員をかたる詐欺が相次いでいます。
5年に1度の調査なので、なじみがない調査員。本物の調査員と偽物の調査員を見分けるポイントは、これです!
山形県みらい企画創造部 統計企画課 原田彰弘 専門員「(本物の調査員は)調査員証を持っている。さらに調査員は専用のバッグを持っている」
調査員かどうか疑わしい場合は、以下をチェック!
○専用の青色バッグ ○顔写真付き調査員証 この2点を必ず持っています。
■ホンモノの調査員が「絶対に聞かないこと」
国勢調査の調査員は「世帯主の名前」「世帯の人数」「回答方法」を確認します。そのほか細かいことは、回答用紙に書いてもらうかインターネット回答です。
では、”絶対に聞かないこと”は?
○銀行口座 ○カード番号 ○年収・資産状況・預金額 これらは絶対に聞くことはないそうです!
もちろん、金銭を要求することもありません!
■詐欺メールも確認
国勢調査をめぐっては、不審なメールも報告されています。
これは実際に届いた国勢調査の担当者をかたったメールです。回答したら記念品(景品)を送るという内容も書かれています。
山形県みらい企画創造部 統計企画課 原田彰弘 専門員「メールにより調査への回答を依頼することは絶対にない。メールに表示されているURLにはアクセスしないようご注意ください。また、景品などを差し上げることもない」
国勢調査の回答方法は、郵送、調査員への提出、インターネットでの回答の3通りで、期限は来月8日です。
国勢調査は子育て支援や防災計画づくりなど、私たちの生活に関わる大事な統計調査です。そこにつけ込む特殊詐欺に惑わされないよう、正しい知識をもって回答していく必要があります。

