【日本代表のメキシコ戦スタメン予想】“緊急事態”の3バック、守田&田中不在のボランチは誰を起用する? 三笘の先発回避なら代役は快足アタッカーか。最も迷った2シャドーは久保と…
FIFAランキングは日本の17位に対し、相手は13位。これまでも苦戦を強いられてきたワールドカップ開催国との一戦は、W杯本大会に向けた格好の腕試しとなる。
コロンバスへの移動を含めた中2日でアメリカ戦が控えており、マネジメントが難しい面もあるが、おそらくより難敵のメキシコ戦でできる限りベストメンバーを組み、アメリカ戦では数人を入れ替える形になるだろう。
まずGKは、正守護神の鈴木彩艶(パルマ)が担う。守備機会が少なかったW杯アジア予選に比べて、仕事量は格段に増えるはずで、持ち味のセービングにも注目が集まる。
冨安健洋(無所属)、伊藤洋輝(バイエルン)、町田浩樹(ホッフェンハイム)、高井幸大(トッテナム)など怪我人が続出し、いわば“緊急事態”の最終ラインは、右から板倉滉(アヤックス)、渡辺剛(フェイエノールト)、瀬古歩夢(ル・アーブル)。いずれも今夏に移籍し、新天地でも活躍を見せているこのトリオは、揃ってクロスを跳ね返すトレーニングを繰り返しており、並びもこうなるはずだ。
守田英正(スポルティング)と田中碧(リーズ)という常連組を欠くダブルボランチの一枚は、キャプテンの遠藤航(リバプール)で確定。その相棒は、佐野海舟(マインツ)か藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)になるだろう。守田と田中がいないなか、ゲームを作る役割という点では後者に分があるが、序列では6月シリーズで連続スタメンだった前者が上と見て、チョイスした。
ウイングバックの右は堂安律(フランクフルト)で間違いないだろう。流れを変える、守備固め、高さ対策など状況に応じて、伊東純也(ヘンク)、菅原由勢(ブレーメン)、望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)が交代で投入されると見る。
左のウイングバックは、コンディションに問題がなければ三笘薫(ブライトン)だ。ただ、アメリカ入り後の初日と2日目は別メニューで、前日練習でも右膝の下にテーピングを巻いていた。本人は「大丈夫」と強調していたが、状態次第では無理をさせずにアメリカ戦に温存する可能性もある。
もし、三笘の先発回避なら、これまで代役候補だった中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)が移籍騒動もあって選外となったため、快足アタッカーの前田大然(セルティック)が入るだろう。
2シャドーの右は久保建英(レアル・ソシエダ)ではないか。W杯最終予選の途中までは鎌田大地(クリスタル・パレス)と入れ替わりで先発してきたが、3月シリーズでは連続スタメンで、6月シリーズのインドネシア戦ではゲームキャプテンも任された。これは森保監督の信頼と期待を表われであり、ここでベンチスタートは考えにくい。
最も迷ったのがもう一枚だ。最終予選ではシャドー組の軸となっていた南野拓実(モナコ)は、直近のリーグ戦も終盤投入で、エネルギーはあり余っている。
一方の鎌田は故障明けの追加招集で、6日の練習後も「100%ではない」と話していた。そう考えれば、やはり南野が有力だが、前述したように、遠藤と佐野海のダブルボランチだった場合、ゲームを作るタイプの選手が不在となるため、鎌田の可能性も捨てきれない。
1トップは、主軸ストライカーの上田綺世(フェイエノールト)だ。開幕からリーグ戦3試合連続の4ゴールと好調で、身体もキレている印象だ。
他にも、小川航基(NEC)、町野修斗(ボルシアMG)、細谷真大(柏レイソル)とCFタイプを計4人招集しており、ゴールがほしい場面で2トップを試す可能性もある。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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