Googleは2025年8月に画像編集AI「Gemini 2.5 Flash Image」をリリースしました。「nano-banana」というコードネームで開発されていたGemini 2.5 Flash Imageは、Google AI StudioやGoogle Geminiで使用可能で、画像の特徴を維持しながら編集することが得意とされています。このGemini 2.5 Flash Imageを使って、イラストを忠実にフィギュアにした画像を生成できるアプリを、てんねんさんが公開しています。



【Nano Banana】イラストフィギュア化専用アプリ【プロンプト入力不要】|てんねん|AIイラストクリエイター

https://note.com/munou_ac/n/n88c01d6dd5b8

てんねんさんのイラストフィギュア化専用アプリを利用するには、上記のnote記事で有料メンバーシップに登録するか有料部分を単品購入する必要があります。また、有料サブスクリプションであるGoogle AI ProあるいはGoogle AI Ultraに登録している必要があり、無料プランでは利用できないので注意してください。

なお、あくまでもてんねんさんのイラストフィギュア化専用アプリは、Google Geminiに入力するプロンプトの生成を自動化するのみ。フィギュアの画像に加工するのはあくまでもGemini 2.5 Flash Imageで、プロンプトを手打ちで入力すればアプリを使わずともGoogle Geminiでイラストをフィギュア画像に加工することは可能です。

有料部分に記載されているURLをクリックすると、Gemini Canvas上でアプリが起動しました。「画像をアップロード」の部分をクリックしてフィギュア化したい画像を選択するか、画像ファイルをドラッグ&ドロップします。



今回は、生成AIで生成してもらった以下の画像を加工してみます。



読み込みに成功すると、画像が表示されました。



「アスペクト比」は生成される画像の縦横比で、今回は「16:9(ワイド画面 横)」を選択しました。「パッケージオプション」は、フィギュアの後ろにそのフィギュアのパッケージを生成してくれる機能。チェックを入れて、パッケージに表記される文字を入力します。



背景オプションは、画像の背景を設定できます。今回は「机の上」を選択。



最後に「生成」をクリック。



生成された画像が表示されました。



生成された画像はこんな感じ。確かに「元のイラストを忠実にフィギュア化したらこんな感じになるだろうな」というフィギュアになっていて、ちゃんと実写の写真のような質感になっています。背後にあるパッケージは窓付きの箱にブリスターケースという、いかにもフィギュアのパッケージというデザインになっています。



今度は「生成スタイル」で「三面図を生成する」にチェックを入れて生成してみます。



生成された三面図がこれ。横から見たところ(中央)と後ろからみたところ(右)では、手のポーズが変わり、髪の毛もやや長くなっていますが、それ以外では破綻がありません。



別のイラスト(左)をフィギュア化した画像が以下。フィギュアの背景を「サーバールーム」になるようにプロンプト設定したらこんな感じ。実際にフィギュアが生成できるデータが作られるわけではなく、あくまでも「もしフィギュア化したらどんな感じなのだろう」という妄想を楽しめるだけですが、精度はかなり高く、実際に存在するような質感で画像が生成されるので、より想像がふくらみます。



なお、全身が映っていないイラストだと、映っていない足元が自動生成された上でフィギュア化されました。