体には生々しい傷跡が...襲われた男性がクマの怖さ語る 街灯のない夜道で「衝撃がどんと向かってきて押し倒された」(山形)
全国的にクマによる人的被害が相次いでいます。おととい夜、山形県戸沢村では、夏祭り帰りの男性が住宅街でクマに襲われました。
【画像】襲われた男性へのインタビュー、クマとみられる足跡など
この男性に話を伺うと、まさに危機一髪と言える出来事だったことがわかりました。
「自分は大丈夫」ではなく「クマはすぐ近くにいるのかもしれない」そういう気持ちでいた方がいいのかもしれません。
※以下、8月11日放送内容
10日夜、山形県戸沢村の住宅街で男性がクマに襲われ、頭や顔などにケガをしました。
クマに襲われた男性が当時の状況を話してくれました。
クマに襲われた 和田史郎さん「1メートル半ぐらい手前に来たらクマだというのが分かりまして」
こう語るのは、きのうクマに襲われケガをした和田史郎さんです。体には、クマに襲われた際のキズが生々しく残っていました。
警察などによりますと、和田さんはきのう(10日)、地区の夏祭りから帰る途中の午後9時半ごろ、体長およそ1.5メートルのクマと遭遇し、頭や左の頬などをひっかかれました。
現場は戸沢村役場から西におよそ200メートルの住宅街にある街灯のない路上でした。
■「衝撃がどんと向かってきた」
クマに襲われた 和田史郎さん 「構えたけれど衝撃がどんと向かってきたので後ろに押し倒された。そこの上に(クマが)乗っかっていろいろこの辺もやられた。たまたま一緒に後ろに来ていた人が助けれてくれた、追っ払てくれた」
和田さんは、クマは力が強く、押さえつけらるような形になり、抵抗すると引っかかれたということです。
クマに襲われた 和田史郎 さん「自分のところは大丈夫かなと思うところもあったけれどそんなことも言っていられないとつくづく感じた。(祭りに)子どもたちが結構来ていたので、もしこれが子どもたちだったら大変だなと」
■当日、現場周辺ではすでに異変
村の関係者によりますと、村の中心である古口地区でのクマによる人的被害は初めてだということですが、和田さんが襲われた当日、現場周辺ではすでに異変が起きていました。
藤井響樹アナウンサー「男性が襲われた現場のすぐわきにある畑を見てみますとまだクマの足跡が残っていてトウモロコシがなぎ倒されています。この畑の所有者によりますと、きのうの朝の時点で畑が荒らされていたということです」
他にもトウモロコシを食い荒らしたクマによるものとみられる跡も残されていました。
■「わかっていれば...」
クマに襲われた 和田史郎 さん「(クマが出没した情報が)わかっていれば、こんなところは通らないと思うし祭り自体も早めに切り上げるとか対策はできたのかなと思うが、全然なかったのでびっくりした。今回は事前情報が入ってなかったので、何かあったらすぐに役場や警察などに連絡するべきだろうなと思っている」
和田さんを襲ったクマは、その後姿が見えなくなりまだ見つかっていません。
県内で今年、クマに人が襲われたのは今回で5件目となります。戸沢村は、現場近くに箱ワナを設置したほか、警察がパトロールを強化するなどして住民へ注意を呼びかけています。
【なぜ襲う?夏はクマにとって「特別な時期」だった 攻撃する理由は?人はエサなのか?今後の国の対策と課題は? 多角的に熊について考える時か…自治体・大学など専門家の意見は】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2048468?display=1
