【怪獣8号 THE GAME】鬼頭明里が意識した四ノ宮キコルへの家族愛
――モバイルゲーム『怪獣8号 THE GAME』の出演が決まったときはどう思われましたか?
鬼頭 大人気作品ということは知っていましたが、アニメではなくゲームでの出演が決まりまして。ゲームオリジナルのストーリーが展開されていくということで、最初のうちは「え? こんな新しい試み大丈夫なの?」と思いました(笑)。でも資料を読み進めるうちにファンとしても嬉しい世界観の広げ方をしていることがわかっていって。そこに携わることができるのはすごく嬉しいなって思いました。
――『怪獣8号』について、どんな印象をお持ちでしたか?
鬼頭 主人公が怪獣になってしまって、でも仲間として一緒に戦う設定やお話はすごく新しいと感じました。日比野カフカが変身する怪獣8号ですが、強くて頼もしいものの、いつ意識が飲み込まれて怪獣化してしまうかわからない未知の存在でもあったりするんですよね。そんなスリルのある展開や、リアルな怪獣との戦いが繰り広げられていくところは特撮のイメージがあり、すごく新鮮に感じました。
――四ノ宮サガンの印象について教えてください。
鬼頭 キャラクターのイラストを見たときは、すごく凜々しくて強そうで、「ちょっと厳しくて怖い子なのかな?」と思っていたんです。でも収録を進めていくと意外と可愛らしいところや、抜けているところも見えてきて。まだ成長する伸びしろがあって、そこを改善していこうと考えているような、ホントにすごく真面目でいい子だなという印象がありますね。愛らしいキャラクターだなって思います。
――四ノ宮サガンと鬼頭さんで似ている部分はありますか?
鬼頭 私もすごくせっかちな部分があるので、そこは似ているかな? サガンは戦闘シーンで突っ走ってしまうところがあるんですが、私もみんなで遊びに出掛けているときとか、ひとりでスタスタ歩いて行っちゃうところがあるので。そこは「サガンの気持ち、わからんでもないな」と思ったりもしました(笑)
――四ノ宮サガンを演じるにあたって特に意識していることを教えてください。
鬼頭 「真面目な子」というのが一番印象にあるので、戦闘シーンでは凜々しく頼もしく、しっかり仕事をしている感じに。反対に日常シーンでは仲間と仲良くしゃべったりと年相応の部分を見せたりもするので、そうしたギャップをちゃんと出せたらいいなと考えていました。
――四ノ宮サガンの血の繋がらない姉妹関係にある四ノ宮キコルについてはどんな印象がありますか?
鬼頭 すごく可愛らしい子ですよね。ゲームでサガンと絡むことで原作コミックやアニメとはまた違う、キコルの新たな一面を見られるんじゃないかなと思っていて。そこもファンの皆さんには楽しんでほしいポイントだと思います。
――サガンとキコル、ふたりの関係について教えてください。
鬼頭 サガンが渡米してから、ふたりはしばらく一緒にいなかったということもあって、姉妹だけど微妙な距離感を感じているのかなと思いました。キコルもあんまり「お姉ちゃん」と言ってくるような雰囲気ではない気がしたので(笑)。お互い家族でありつつ、仲の良い友達みたいな、そんな対等な感じを出そうと思って演じてみました。
――四ノ宮キコルとの姉妹感なども意識されましたか?
鬼頭 姉妹といってもキコルとは血は繋がっていないんです。なので、キコルと姉妹だから似ているみたいなところは意識せずに演じていました。それよりも家族としての繋がりや愛情みたいなところをより意識するようにしていった感じです。
真面目だけど仲間相手には砕けた雰囲気を見せる四ノ宮サガン
――収録はいかがでしたか?
鬼頭 割とスムーズに収録できた感じです。映像に合わせて収録するシーンもありましたが、グラフィックがメチャクチャ綺麗で、見るたびに「うわー、すごいな」と思いました。ホントに「これで映画を作れるのでは?」と思えるぐらい高いクオリティで、毎回映像を楽しみながら収録ができました。
――スタッフからどのような指示がありましたか?
鬼頭 サガンの絵を見たときに「真面目で強くて厳しくて」という印象を持っていると感じたので、普段仲間と一緒にいるときの砕け具合をどこまですればいいんだろうと考えていたんです。でも思った以上に「砕けちゃっていい」と言ってもらえたので、力の抜け感みたいなところを楽しみながら演じさせていただきました。
――戦闘シーンも大迫力の映像となっています。叫び声なども多くて大変だったのでは?
鬼頭 そうですね。戦闘シーンのボイスはいろいろ収録したんですけど、ずっと叫んでまして(笑)。けっこう休憩を入れながらの収録となりました。
――収録時のエピソードなどあればお聞かせください。
鬼頭 戦闘シーンでは他のキャラクターの名前を叫ぶシーンがあるのですが、特に「日比野さん」がメチャクチャ言いにくくて(笑)。アニメで「日比野さん」と言っている人たちも苦戦したんじゃないかなって思いながら収録しました。
――アニメでは「カフカ」と呼ぶキャラクターが多いので、「日比野さん」と呼ぶのはレアなのかもしれませんね?
鬼頭 確かに呼ぶ人少ないかもしれないです。早く仲良くなって「カフカ」って呼びたいです(笑)
――そんな主人公日比野カフカの印象についてもお聞かせください。
鬼頭 防衛隊のみんなは才能あふれている感じがするんですけど、カフカは一般人の普通な雰囲気があって。共感しながら見られるキャラクターだなと思いました。
――このゲームでは4人でチームを組んで戦っていくことになります。鬼頭さんは誰をメンバーに加えたいですか?
鬼頭 やっぱりサガンとキコルが一緒に戦っているところは絶対見たいなって思います。あとはカフカも入れたいかな。トレーラーの映像を見たんですが、カフカが怪獣8号に変身したときの姿がホントに「美しい」と思えるほどすごく綺麗なんですよ(笑)。アニメーションとも違う動きやバトルアクションなんかもふんだんに盛り込まれていますので、ぜひそこも楽しみにしていただければと思います。
――最後にゲームのリリースを楽しみに待っているファンの皆さんにメッセージをお願いします。
鬼頭 ホントにすごいグラフィックで戦いが繰り広げられるゲームになっています。それとファンの方たちは知っているお話をもう一度追体験するというのも面白いと思うんですけど、全く知らない新しいオリジナルストーリーを味わえるというのも、このゲームの嬉しいポイントです。没入感満載で、新しくこのゲームから『怪獣8号』に触れるという人も楽しめる内容になっていますので、ぜひリリースまで期待してお待ちください!
鬼頭明里(きとうあかり)
10月16日生まれ。ラクーンドッグ所属。主な出演作は『がんばっていきまっしょい』(兵頭妙子)、『2.5次元の誘惑』(橘美花莉)、『アオのハコ』(蝶野雛)、『魔都精兵のスレイブ』(羽前京香)、『鬼滅の刃』(竈門禰豆子)ほか。
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