「こぼれてきそうな感覚はある」右サイドの攻守を支えながらフィニッシュも。横浜FCのニューカマー鈴木準弥の“ゴールに迫るプレー”に期待
悔しい黒星発進。シュート数で10本対5本と上回ったが、いずれも決め切れず、逆に相手は61分のチャンスをしっかりとモノにして勝点3を掴んだ。
「スタートから、そこまで長くないにせよ、自分たちでしっかりボールを保持して、攻撃の形もある程度、出せた。守備のところでも、前半にひとつコーナーからと、後半の失点のところ以外では、そこまでのピンチはなかったなかで、試合内容としては自分たちとしても悪くなかったと思います」
ゼロで抑えることはもちろん、いかにゴールを奪うかもJ1で生き抜くためには必要なことだろう。その意味で、鈴木を含めアウトサイドの選手には攻守両面で求められるタスクは多い。ニューカマーの鈴木も実感している。
「今年に入って、それはすごく感じていますね。攻撃のところでペナ(ルティエリア)に侵入して、チャンスメイクもそうですし、自分自身もゴールに迫っていくプレーもしなければいけない。ボールを奪われたら、自分たちのペナまで戻って、しっかり固く守備しなければいけないところもある」
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そのなかで鈴木に期待したいのは、武器であるロングスローに加え、フィニッシュの仕事だ。FC東京戦でも惜しいシュートを前半と後半でそれぞれ放っている。右足のボレー、左足のミドルと、両足で蹴れるのも強みだ。
「特にうちの左サイドでは、良い形でボールを流動的に動かせるから、右には大きい展開がけっこう来る。自分も前半から積極的にペナルティエリアまで侵入できた。あれを1つゴールにつなげられればなと思ったし、自分にこぼれてきそうだなという感覚はすごくあるので、引き続きやっていきたい」
右サイドからのカットインや味方が空けたスペースへの飛び出しなどで、仕留めにかかる。次節は22日にニッパツ三ツ沢球技場で同じく昇格組のファジアーノ岡山を迎え撃つ。サイドで攻守に献身的に振る舞う背番号3は、ここぞの場面で目に見える結果を残し、チームを今季初勝利に導けるか。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)
