ロボットアーム搭載のロボット掃除機「Roborock Saros Z70」が発表される

2025年1月7日から10日にかけて開催される世界最大級の家電見本市「CES 2025」に先駆けて、ロボット掃除機メーカーのRoborockからロボットアームを搭載したロボット掃除機「Roborock Saros Z70」が登場することが発表されました。
Roborock debuts a robot vacuum with a robotic arm at CES - The Verge
https://www.theverge.com/2025/1/5/24332998/roborock-saros-z70-robot-vacuum-omnigrip-arm
https://techcrunch.com/2025/01/05/roborocks-roomba-competitor-gets-a-robot-arm/
Roborock Saros Z70がどんなロボット掃除機なのかは以下のムービーを見るとよくわかります。
Roborock Saros Z70. Il primo robot con braccio meccanico. - YouTube
これがRoborock Saros Z70。ぱっと見た印象では普通のロボット掃除機といったデザインです。

Roborock Saros Z70の進行方向に靴下が落ちていました。

Roborock Saros Z70の天面パネルがぱかりと開き、5軸の折り畳み式ロボットアーム「OmniGrip」が登場。

靴下を拾い上げました。OmniGripには物体を視認するためのカメラやLEDライトが組み込まれており、重さを検知して位置を把握するセンサーも内蔵されています。

そのまま指定の場所に靴下を運びます。Roborockによれば、Roborock Saros Z70は最初の掃除走行中に持ち上げ可能な物体を検知してマーキングし、アプリで指定した場所に運ぶとのこと。その後、物が落ちていたところに戻り、再度掃除を行うそうです。

Roborock Saros Z70のロボットアームで持ち上げられるものは靴下やティッシュ、ミニタオルやサンダルなどで、重さは300gまでとなっています。Roborockは、今後さらに多くのアイテムが追加される予定だとしながらも、持ち上げ可能な重量の増加は約束していないとしています。
CES 2025に先駆けて、実際にRoborock Saros Z70の実機を見たIT系ニュースサイトのThe Vergeは「Roborock Saros Z70のロボットアームが宣伝通りに機能することは確認できましたが、動作は非常に遅く感じました。デモでは靴下を1足ずつ拾い上げる動作に1分ほどかかりました」と報告しています。
また、The VergeはRoborock Saros Z70の注目すべきポイントとして、「StarSight Autonomous System 2.0」という新しいナビゲーションシステムが搭載されることに触れています。このStarSight Autonomous System 2.0はお気に入りのものをあらかじめロボットに認識するようトレーニングさせることで、3D飛行時間センサーやRGBカメラ、機械学習を使用して最大108個のオブジェクトを検出することができるとのこと。Roborockは、「アプリを使用してロボットが最後にそのアイテムを見つけた場所を確認できるので、部屋の中で見失って探す時に便利」と述べています。
また、Roborock Saros Z70は「VertiBeam」と呼ばれる新しいレーザー駆動の障害物回避技術も使用しており、長いケーブルや不規則な形の壁や家具の周りをより正確に掃除可能。また、Matter 1.4をサポートするため、Matter対応のスマートホームプラットフォームで動作することができるのもポイントです。
Roborock Saros Z70の価格は不明で、Roborockによれば2025年6月までに出荷する予定とのことです。
