コンビニ「鮭の塩焼き」食べ比べ!ファミマ・セブン・ローソンで味わいの違いはあるの?
日々の食卓や弁当のおかず、おにぎりの具材など、おなじみの「鮭」。大手コンビニ各社では、電子レンジで温めて食べられる「銀鮭の塩焼き」が販売されています。個性を出すのが難しい気がしますが、味わいの違いはあるのでしょうか。
今回は、コンビニ各社(ファミリーマート・セブン-イレブン・ローソン)の「銀鮭の塩焼き」における、味わいの違いや食感などを比較検証しています。
総重量はセブン-イレブンが最も重い
お皿の重さ抜いた重量は、セブン-イレブンが65g、ついでファミリーマート59g、ローソン58gです。個体差はあれど、今回入手した「銀鮭の塩焼き」ではセブン-イレブンの重量が最も重いという結果に。
電子レンジでの加熱時間は500Wの場合30秒〜50秒
電子レンジ500Wで加熱した場合、ローソンは約30秒〜40秒、ファミリーマート約40秒、セブン-イレブン約50秒です。セブン-イレブンは他2社よりもやや重量があるからか、加熱時間は少し多め。いずれにしても、加熱時間は1分以内。時間がない時にも助かりますね。
ファミリーマート「二段階焼成でふっくら食感銀鮭の塩焼き」378円(税込)実食レポ
チリ産銀鮭を瀬戸内藻塩で味付けし、二段階の焼成温度で焼き上げています。食感はふっくらだそうですが、はたしてどうなのでしょうか。
1パック当たり、121kcal・たんぱく質12.4g・脂質7.8g・炭水化物0.2g・食塩相当量1.0gです。
薄めのピンク色をした鮭の身と鮭の皮ついているほどよい焼き色。食欲がそそられます。
鮭の表面はややかためですが、中身はふっくらとしています。塩気はちょうどよく、瀬戸内藻塩はよいアクセントに。鮭の旨味を堪能できる一品。
個体差はあると思いますが、お箸で取り分けてみると骨がとても少なくて食べやすい印象。筆者が食した銀鮭は骨が1本しかありませんでした。
ネット上では「塩加減が最高」「ふっくらしていてよい」といった声があがっています。
セブン-イレブン「銀鮭の塩焼」386円(税込)実食レポ
脂ののった銀鮭を直火でしっかり皮まで香ばしく焼き上げています。
1パック当たり、176kcal・たんぱく質16.4g・脂質12.2g・炭水化物0.1g・食塩相当量1.2gです。
ファミリーマートの銀鮭と比較すると、やや細長くピンクの色合いが濃い目。銀鮭の表面は脂でテカテカしています。
脂乗りがよくて身がしっかりとしています。ほどよくやわらかく、パサパサ感がありません。やや塩気がありますが、鮭の旨味が強く食べ応えがあります。
ファミリーマートの銀鮭と同様に骨が少なくて食べやすいのも魅力的です。
ネット上では「脂乗りがよくておいしい」「リピートしてしまう味わい」といった声が出ています。
ローソン「銀鮭の塩焼」376円(税込)実食レポ
脂乗りのよい養殖銀鮭を使用しています。
1パック当たり、135kcal・たんぱく質12.0g・脂質9.7g・炭水化物0.0g・食塩相当量1.2gです。
今回比較の3品の中では、最も脂乗りがよく、脂がどろどろとしている印象。また、銀鮭の側面にどっしりとした骨がついています。
脂乗りのよさと共に、塩気が強いように思います。塩分相当量はセブン-イレブンと同じ1.2gですが、最も塩気が強調されていますね。
お箸で取り分けてみると、2社と比較して小骨が多く、食べる際には注意が必要です。
ネット上では「美味しいけれど骨が多い」「塩気が強め」といった反応が出ています。
脂乗りと旨味のバランスを重視するならばセブン-イレブン「銀鮭の塩焼」がおすすめ
銀鮭の塩焼は、味わいの差が出にくいと想像していましたが、実際にはコンビニ3社ともに、個性が光っていますね。3社ともに安定感のある美味しさで、どれを選んでも後悔はしません。
ファミリーマート「二段階焼成でふっくら食感銀鮭の塩焼き」は、ふんわりした食感が特徴的。一方、ローソン「銀鮭の塩焼」は、脂乗り・塩気ともに強めで濃いめの味わいに。
そして、セブン-イレブン「銀鮭の塩焼」は、やや塩気は強いものの脂乗りのある身で銀鮭の旨味が堪能できる一品。脂乗りとしっとりとした焼鮭を求める人におすすめです。
みなさんも、自分好みのコンビニ「銀鮭の塩焼」を探してみてくださいね。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。