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午前5時40分ごろ、福岡管区気象台と佐賀地方気象台は、大雨と落雷及び突風に関する気象情報を発表しました。

東シナ海から日本の南に停滞している前線が、2日にかけて九州付近へ北上する見込みです。また、台風第21号は、1日夜には東シナ海で温帯低気圧に変わり、前線上を東北東へ進み、2日に九州付近に接近するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

このため福岡県と佐賀県では、1日昼過ぎから2日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、特に福岡県は2日朝から昼すぎ、佐賀県は2日朝から昼前、非常に激しく降り、大雨となる恐れがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風の恐れもあります。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

▽1日に予想される1時間降水量(多い所)
福岡地方30ミリ
北九州地方30ミリ
筑豊地方30ミリ
筑後地方30ミリ
佐賀南部30ミリ
佐賀北部30ミリ

▽2日に予想される1時間降水量(多い所)
福岡地方60ミリ
北九州地方60ミリ
筑豊地方60ミリ
筑後地方60ミリ
佐賀南部 70ミリ
佐賀北部 70ミリ

▽2日6時までの24時間に予想される降水量(多い所)
福岡地方150ミリ
北九州地方150ミリ
筑豊地方150ミリ
筑後地方150ミリ
佐賀南部150ミリ
佐賀北部150ミリ

▽3日6時までの24時間に予想される降水量(多い所)
福岡地方150ミリ
北九州地方 150ミリ
筑豊地方150ミリ
筑後地方150ミリ
佐賀南部150ミリ
佐賀北部 150ミリ

今後の警報や注意報、気象情報などに注意してください。気象庁ホームページの「キキクル」で土砂災害・浸水害・洪水災害の危険度分布を確認できます。