元教師が語る！クラス替えの決め方と驚きの裏事情を大公開　「最優先はいじめの起こらないクラス作り」

教育系YouTuberの静岡の元教師すぎやま氏が、自身のYouTubeチャンネルで「【真実】知らない方が幸せ?? 教師だけが知ってるクラス替えの決め方。ランクづけしてる....?」と題した動画を公開した。動画内ですぎやま氏は、学校でのクラス替えにあたって考慮されるポイントについて詳しく解説している。

まず、クラス替えにおいて「クラスの雰囲気や盛り上げ役の存在が重要」とし、各クラスに性格の明るい生徒を配置することで雰囲気のバランスを整えることが大切であると話した。

続いて、合唱コンクールに備え「ピアノを弾ける子を均等に配置すること」が重要だと語った。これにより、クラス間の不公平感をなくし、行事などがスムーズに進むよう配慮しているという。時には「1クラスだけピアノを弾ける子がいないと勝ち目がない」という声も出るため、この点を特に意識しているそうだ。

さらに「学級委員になりそうな子を各クラスに配置すること」についても触れ、初日からスムーズにクラス運営を始められるよう、教師たちがどのようにリーダーを見定めるかについてのポイントを披露。小学校では「とにかく元気でお調子者みたいな子を学級委員にしたがる」が、中学校の場合は「元気で明るくても、宿題やってこない、忘れ物をしまくるだらしない子は絶対にリーダーにしません」と、小中の違いも明らかにした。

最も優先されるポイントとして「いじめの防止」を挙げ、教師は「いじめが起こらないクラスを作ることが最優先事項」であることを強調。過去にいじめの問題があった場合、同じクラスにしないよう細心の注意を払っていると明かした。

さらに、公立学校では「成績順にクラスを平等にする必要がある」とし、教育の平等性を保つため、全クラスの学力の平均が同等になるよう調整がなされていることを説明した。

動画の最後にすぎやま氏は、クラス替えに関して、「他にクラス替えについて質問ある人がいたら、ぜひコメント欄に書いてください」と呼びかけた。