遠野なぎこ、拒食症状から過食嘔吐へ 病院で気づいた「自分の感情を捨ててた」現実
女優の遠野なぎこさんが2024年10月31日にインスタグラムを更新し、病状が拒食症状から過食嘔吐に変化したと明かした。
「怒りと不安とか正直そこまでは感じてなかった」
遠野さんはインスタグラムで、「病に縋る(編注:すがる)」と書き、前日にクリニックを受診したことを報告した。そこで、「誰にも言えない悩みがポロポロと...」出てきたといい、「私は何も感じていないんじゃなくて、感じないようにしてたんだなぁと思った」と語った。
遠野さんは摂食障害であることを公表しているが、「急に拒食症状から過食嘔吐の症状に切り替わった」といい、その理由について医師に聞いてみたところ、「過食嘔吐の症状が、私の今ある"怒りと不安"を代わりに引き受けてくれている」と言われたという。
遠野さんは、「私、怒りと不安とか正直そこまでは感じてなかったの...っていうか、向き合うと辛いからなるべく"無"になろうとしてた感じなのかな」と感情との向き合い方を振り返り、「特定の事柄に向けてではなく"自分に対しての感情"をね、捨ててた。逃げてた」。
その理由については、「じゃないと、壊れちゃうって本能的に感じていたのかな」と自身で分析しつつ、医師の言葉を聞いて「確かに、私は自分に対して不安や怒りを感じていたし...病から逃げたいのに変な話だけど、反面縋ってもいた」と納得したという。
医師からは「縋るのは、過食嘔吐ではなくこちらです」と言ってもらえたそうだ。遠野さんは「少しお薬も変えて頂きました。昨日行って、本当に良かった。次もあまり間を空けずに予約しています」と前向きにまとめていた。
この遠野さんの投稿には、
「信頼出来るお医者様素敵だね」
「なぎさんのまんまで良いと思います。ゆっくり過ごしていきましょう」
という声が集まっていた。