【おむすび】宴会でホークス応援歌 日本シリーズ連敗のソフトバンクに「不吉」の声も…
31日のNHK連続テレビ小説「おむすび」第24回で、ヒロインの高校生・結(橋本環奈)の地元福岡を本拠地とするダイエーホークスの応援歌が流れた。リアルの世界では日本シリーズ中とあってSNSで話題になっている。
時代は2004年。地域振興の「糸島フェスティバル」が無事終わり、結が暮らす米田家では祖父の永吉(松平健)の音頭で打ち上げの席が設けられた。永吉は熱烈なホークス党。宴は盛り上がり、ホークスファンや結のギャル仲間らが「いざゆけ無敵の若鷹軍団 いざゆけ炎の若鷹軍団 我等の我等のダイエーホークス」とパラパラ踊りをまじえて歌った。
遅れて帰宅した父の聖人(北村有起哉)は「何じゃこりゃ。完全に出来上がっとる」とぼう然として見つめるばかり。結はフェス参加で隠していたギャル活動が聖人にバレてしまい、宴会を楽しむどころではなかった。
X(旧ツイッター)には「いざゆけ若鷹軍団を流す」「ダイエー最後の年か」「一緒に歌って手拍子してもうた」と視聴者の反応が。応援歌「いざゆけ若鷹軍団」は、05年にチームが福岡ソフトバンクホークスに変わったが、現在も歌われている。
開催中の日本シリーズでソフトバンクはDeNAに2連勝2連敗。「ホークスにハッパかけてるようでウケる」とのX投稿もある一方、「nhkでホークスの応援するなんてとんでもない」との意見や、「これがどれだけ不吉な事かわかるかな?」「エールを思い出した!」との指摘も寄せられた。
2020年度上半期の朝ドラ「エール」でも日本シリーズ中、巨人軍球団歌「闘魂こめて」が流れた。作曲した古関裕而がドラマ主人公のモデルだった。放送は11月25日で、前夜まで巨人はソフトバンクに3連敗。放送後の夜も敗れ、ソフトバンクが無敗で日本一に輝いた。
日本シリーズ第5戦は31日夜、みずほペイペイドームで行われる。