広島・小園 阪神・森下と侍引っ張る タッグ再結成で「違和感はない」 切磋琢磨誓う
「侍ジャパン合宿」(29日、宮崎)
野球日本代表は29日、11月の国際大会「ラグザス presents 第3回 プレミア12」に向けた合宿を宮崎市内のSOKKENスタジアムでスタートさせた。広島・小園海斗内野手(24)は、同学年でもある阪神・森下とともにチームを引っ張っていく思いを明かした。
同学年タッグ再結成で打線けん引じゃ!小園が今大会、主軸として期待されている森下との切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。
「去年も一緒にやったのでね。一緒に頑張れたらなと思います」
昨年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では、全4試合中3試合で2番・小園、3番・森下のコンビを結成。自身は全試合で安打をマークし、森下はベストナインを獲得するなど、ともに大暴れで優勝に貢献した。今大会も2人のバットに期待がかかる中で、「やっていく中で打順とかはまだ分からないんですけど、(コンビ結成に)違和感はない。(どの打順でも)すんなり入っていけるとは思います」と自信をのぞかせた。
合宿初日のこの日は、多くの選手とコミュニケーションを取った。井端監督からは内野の複数ポジションを守る可能性を伝えられており、全体練習終了後には、ノックを“おかわり”するなど精力的に汗を流した。「すごい選手が多いので、なんとかついていけたら。チームで一つになって頑張ろうと思います」。優勝を目指すチームの中で、唯一無二の輝きを放っていく。