IBF世界バンタム級王者・西田凌佑 12月に初防衛戦!勝って天心戦熱望「統一戦がもしできないなら…」
◇IBF世界バンタム級タイトルマッチ 王者 西田凌佑《12回戦》同級14位 アンチャイ・ドンスア(2024年12月15日 大阪・住吉スポーツセンター)
プロボクシングIBF世界バンタム級王者の西田凌佑が29日、大阪市内で会見し、12月に初防衛戦に臨むと発表した。挑戦者アンチャイは16戦全てをタイ国内でこなし映像資料に乏しく不気味さが漂う。西田は「けっこう前に出てきて、打てば必ずリターンを返してくる」と好戦的な相手とみる。「勝つだけじゃなく、内容を問われる。いい内容で勝ちたい。もらわずに倒したい」と意気込んだ。
バンタム級は主要4団体の王座を日本人が持つ。初防衛を果たせば、その後は統一戦を希望する。候補筆頭はWBC王者の中谷潤人(M・T)だ。14日のV2戦を現地観戦し「パンチ力、スピードを感じた」と刺激を受けた。“神童”WBOアジア・パシフィック王者の那須川天心(帝拳)の挑戦を受けることにも前向きだ。「(那須川は)考えながらボクシングをできている印象。前に出ながらカウンターを準備しているし、スピードが速い。統一戦がもしできないなら、那須川選手とやりたい」。初防衛戦を快勝し野望を実現させる。