台湾旅行安い

写真拡大

台湾メディアのTVBS新聞網は27日、日本人夫婦が台湾を絶賛したと報じた。

記事は、コロナが収束してから多くの人は「リベンジ旅行」として台湾内の旅行を放棄し海外に向かっていると説明。それにより、台湾内の観光業は深刻な打撃を受けており、特に南部のリゾート地・墾丁は宿泊施設や飲食物の料金が高騰して物議を醸しているとした。

一方で、「このほど台湾に遊びに来たある日本人夫婦は価格の安さに驚いている」と伝えた。それによると、この夫婦はSNS・Threads(スレッズ)で、このほど2泊3日で台北を旅行したことを報告。食費が約1万9000円、ホテル代が8000円弱、航空券が約8万3000円、マッサージ代が約6500円、交通費が4000円など、計12万2700円、一人平均6万1500円ほどだったと明かし、安くてうれしかったと感想を述べたという。

夫婦は今回の旅でタクシーを使わず、台北捷運(MRT)とバスと徒歩で観光したとのこと。ホテルは1泊およそ800台湾ドル(約3800円)と安かったものの、設備は整っており、駅からのアクセスもそれほど悪くなく満足したそうだ。夫婦は、またすぐ台湾に行くから余った台湾ドルは日本円に両替しなかったとし、「台湾人はとても親切で食べ物は安くておいしい。台湾大好き」とつづったという。

この投稿に、日本のユーザーからは「明日台湾に行く。初めての一人旅。ホテルは本当に安かった」「私も台湾が好きです。コロナ前は毎年行ってました」といったコメントが寄せられ、台湾のネットユーザーからは「台湾を好いてくれてありがとう」「また来てください」「日本人はたくさん台湾に来て」「そんなに安いなんてすごい」「台湾も安く旅行できる方法があるんだな。品質はさておき」「観光地ではなく市街地のホテルだから(安いの)だろう」といったコメントが寄せられていたという。(翻訳・編集/北田)