【西武】北大出身右腕・宮澤太成が1年で戦力外通告「悔しい気持ちでいっぱい」2023年ドラ5
西武は28日、宮澤太成投手(25)、野田海人捕手(19)、鈴木将平外野手(26)に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。
宮澤は北海道大から徳島・インディゴソックスを経由して昨年のドラフト5位で西武に入団したが、1年目の今季、一軍登板は果たせず。二軍では12試合に登板し0勝2敗、防御率3・60だった。
22年のドラフト3位・野田は2年目の今季、二軍で8試合の出場にとどまり今月2日に都内病院で両ひざの手術を受けたばかりだった。
宮澤は球団を通しで「一軍で活躍することを目標に入団しましたが、思うような投球ができない中で自分の課題に向けて、それを乗り越えようと精いっぱい練習してきた自信はあります。ただ、それを結果に結びつけることができず、今は悔しい気持ちでいっぱいです。ベルーナドームでのオープン戦、ファンの皆さんの前で初登板を果たせたことは、プロ野球選手になったことを自覚できた日で、とても印象に残っています。今後については未定です」。
野田は「2年間通してけがが多く、入団当初に思い描いていたプレーができませんでしたが、1年目のファーム開幕戦での初安打はとてもうれしかった思い出のひとつです。今年こそは正捕手の座を奪いたいと思って練習してきました。10月には手術をしましたが、膝のけがの影響が大きく、チームの戦力になれなかったことが悔しいです。今後については未定です」とコメントを出した。