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クリストファー・ノーラン監督のSF映画「インターステラー」が、公開10周年を記念し、11月22日より全国のIMAXデジタルシアターで再上映(期間限定)されることが決まった。

「インターステラ―」は、地球規模の異常気象と飢饉によって人類滅亡の危機が迫る近未来を舞台としたSF作品。

元宇宙飛行士のエンジニアで現在はトウモロコシ農場を営んでいるクーパー(マシュー・マコノヒー)は、NASAの要請に応じてラザロ計画に参加することになる。その計画とは、土星付近に突然発生したワームホールを通り抜け、新しい惑星へと人類を移住させるという、命を懸けた前代未聞の極限ミッションだった。

家族と人類の未来を守るため、クーパーは少数精鋭のクルーと共には前人未到の地へと旅立つ。すべての希望を託された彼らは、その使命を全うし、愛する者の元へ生還できるのか――。

第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ視覚効果賞を受賞した本作。ワームホール、水の惑星、氷の惑星、ブラックホール、5次元空間など、これまでになかった映像世界が描かれ観客を魅了する。ワームホールとブラックホールを映像で再現するべく、科学コンサルタントとして理論物理学者のキップ・ソーンをエグゼクティブ・プロデューサーとして招聘。本作公開の3年後の2017年に、ソーンはノーベル物理学賞を受賞した。

さらに本作では、65mm15パーフォーレーションのIMAXフィルムを使用し、手持ち、撮影セット、時には頭に取り付けるなど、ありとあらゆる場面でIMAXフィルムカメラを使用して撮影。撮影監督として、「オッペンハイマー」でアカデミー賞撮影賞を受賞したホイテ・ヴァン・ホイテマが参加しており、本作はノーランとホイテマとの初タッグ作となっている。

ちなみに、再上映がスタートする11月22日は、主演のマコノヒーにあやかって日本記念日協会に記念日登録された「マシュー・マコノ日」とのこと。