Photo: Florence Ion - Gizmodo US

よい仕上がりのはずが…。

いわゆる「無印」とも呼ばれる基本モデルのiPhone 16。今年のモデルは、ハイスペックなiPhone 16 Proと比べても、それほど大きな違いを感じさせない、お得感があるなんて評価が出ていたり。でも、その割には、あまり振るわないようなんですよね。

想定より1000万台の減産?

このほどApple(アップル)の著名アナリストとして知られるKGI Securitiesのミンチー・クオ氏は、Proシリーズではない、ベースラインとなる通常モデルのiPhone 16について最新情報を発信。Appleが今年の終わりから来年にかけて、当初の見込みよりiPhone 16の製造台数を1000万台ほど落とすことになったと記しましたよ。

同氏は年内のiPhone 16シリーズの出荷台数を、8400万台前後と見込んでいました。しかしながら、実際は8000万台程度に落ち着きそうだとの見解を発表。この傾向は来年にも続き、2025年第1四半期ならびに第2四半期も、AppleはiPhone 16の減産を見越しているんだとか。

AI機能の評価が鍵

どうやら原因は、Appleの新AI「Apple Intelligence」への期待度が低迷の様相を見せていることにあると指摘されているみたい。通常モデルのiPhone 16でも、Apple Intelligenceをバリバリ使えるというアピールから、グンとiPhone 16の販売が伸びていくはずが、そうでもないようなんです。逆にカメラ性能とディスプレイやプロセッサーの完成度が高いiPhone 16 Proに限っては、減産することはないなんてリークされていますね。

直近の決算で、すぐさま今回の減産についての報道が反映されることはないようです。とはいえ、来年に入ってもこのままV字回復しなければ、着実にAppleの業績悪化という結果が出てくることを懸念。すべてはApple Intelligenceの評価にかかっており、やっぱりiPhone 16で使いたいよねって声が高まれば、低迷からの脱却は十分に期待できるとされています。

もうiPhone 17まで待とうかなって人も少なくないかもですが、さてさてiPhoneの今後や、いかに? 実はApple本命のApple Intelligenceではなく、お手ごろ価格の「iPhone SE4」こそが、真の救世主になったりしてね〜。

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Source: KGI Securities