ドジャース・大谷翔平投手(30)のワールドシリーズ第3戦(28日、日本時間29日)出場に楽観的な見通しが浮上した。

 移動日の27日(日本時間28日)にヤンキースタジアムでド軍ロバーツ監督が記者会見に出席。「検査の結果はドクターや医療スタッフが吟味している。本人は状態が良くなっていると言っている。練習してどうか感じるか。素振りやケージで打って本人がどう感じるか」と話した。チーム本隊からは遅れて球場入りする。

 「痛み次第か」との質問に同監督は「そういうことだ。昨日より今日の方が良いので明日は更に良くなるのではと予想している。(打撃時に)後ろ側の肩なのでどれくらい打撃に影響するのかどうかわからないが」とこたえた。

 大谷は前日26日(日本時間27日)のワールドシリーズ(WS)第2戦の本拠地ヤンキース戦に「1番・DH」で出場し、7回に盗塁を試みた際、左肩を亜脱臼した。苦悶(くもん)の表情を浮かべてベンチに下がった。