【衆議院総選挙・開票速報】立憲・辻元清美氏「あらゆる同じ方向を向く政党と今後対話に入っていくのでは」維新と組む可能性問われ

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立憲民主党の辻元清美代表代行は、27日午後9時過ぎ、フジテレビの番組に生出演し、日本維新の会と組む可能性を問われると「これから」と答え、スタジオゲストの泉房穂・前明石市長から「もっとはっきり」と返される場面があった。

宮根誠司キャスター:
ものすごい勢いですね、立憲。

辻元清美・代表代行:
まだ分かりませんよ、接戦のところもありますから。緊張してます。

宮根誠司キャスター:
自公が半数割れという現実味が帯びてきた場合、野田政権を作りにいくんですか?

辻元清美・代表代行:
「政権交代こそ最大の政治改革」と訴えてきましたので、やっぱり政権交代を目指すということで、作りにいくということになりますけれども、まだちょっと、なんともいえない状況だと思ってます。

宮根誠司キャスター:
えらい慎重ですね?

辻元清美・代表代行:
そりゃ慎重ですよ、接戦のところいっぱいあるもんまだ。

宮根誠司キャスター:
3年前に愛の告白をされた橋本さんが(スタジオに)いらっしゃいますんで。

橋下徹氏:
いやあでも、辻元さん今回はよかったですね、これ立憲の勢いね。

辻元清美・代表代行:
あらま、橋本さん、えらい今日は今日はトーンが違いますね。私に対して。

橋下徹氏:
いや辻元さん、3年前だったかな、衆議院選挙が終わった後に、自分がやってきたことが無党派層に支持されているのかどうなのか、ちょっと考え直すという話をされていたと思うんですけど、僕ね、今回の野田さんの雰囲気こそが無党派層を引きつけたと思うんですよ。
辻元さんとか蓮舫さんとか安住さんとか、僕らがこう野党・立憲民主党って思い浮かべるような人達が、今回影が薄かったから。
辻元さん達が表に出なかったから、無党派層が来たと僕は感じてます。
でもこれは冷静に考えて、今までのやり方をやっぱり変える。辻本さん、何かがおかしかったんじゃないのかなと思ったことを、今までの立憲民主のやり方じゃなくて、野田さんのようなやり方をやってきたら無党派層を引きつけられるんだって認識されました?

辻元清美・代表代行:
あんまり目立ってなかったって仰るんだけど、相当私らも応援行ってるわけですよ。政治はバランスだと思うので、やはり相当な幅をもって色んな議員がいるということを有権者の皆さんにお示ししようというのは、相当工夫はしたわけですね。
前回の選挙、衆議院選挙からここにくるまで、候補者の選定も含めて、野田さんの代表はこの間変わったばっかりなんだけど、相当分析したり緻密にやってきたんです。
なのでそれがよかったと、それだけじゃないと思いますけど、世の中にはやっぱ物価高で、経済の格差も広がっている中で、経済政策はこれでいいのかというところに「裏金」が来たのでね。「何やってんねん」っていう、ぱっと火がついたら、ばーっと燃えるような、そういう空気はありましたよね。

橋下徹氏:
でも辻元さん、以前の雰囲気は絶対出さない方が良いと思いますよ。それと、もし野田政権をつくる時に維新と手を組むんですか。あれだけ維新のことボロカス言ってたのに。

辻元清美・代表代行:
これからになると思うので、どこの政党がどれくらいの議席をとっていくか、やっぱりこの、「政権交代こそ政治改革」って言ってきたわけで、あらゆる政党に対話を呼びかけていくって野田さんずっと言っているので。
これ終わったらどうなるか、結果出てないのでなんともいえない状況です。

宮根誠司キャスター:
あの、ずっと飲み友達の泉さんもいらっしゃるんで。

泉房穂氏:
飲み友達なのは、橋下君とも30年前からあれやから。(橋下氏「同期だからね」)
与党で過半数割れしそうな状況のなかで、国民としてやはり、今の裏金政治に対して「NO」なわけですよ。とすると、その目的のためには、維新とでも一緒に組むというのはひとつの選択だと思いますけど、具体的に交渉入るくらいの覚悟はありますか?

辻元清美・代表代行:
あのー、これからやね。で、やっぱりね…。

泉房穂氏:
もっとはっきり言いはったら?スカっと!

辻元清美・代表代行:
自民党の政治、いまこの間に思ったのは、“裏金”自民党に代表されるような、「裏金利権政治対国民」の戦いみたいな空気に、「2000万円」以降なってきたんですよ。
だからその期待に応えるということだから、あのあらゆる同じ方向を向く政党とは、今後対話に入っていくんじゃないか。

橋下徹氏:
政権一緒にならなくても、政治献金禁止だけは法案通してくださいよ!

辻元清美・代表代行:
今、橋本さんがおっしゃったところがポイントなんですよ。結局、政策とか、それから「減税せい」とかね、制度がやっぱり、企業献金なんかでねじ曲げられてきたから、日本の経済成長もしてないと思うんですよ。でね、この一致点はね、すごく大きいと思うの。

橋下徹氏:
それやってくださいよ是非!

藤本万梨乃キャスター:
すみません、お時間です。

辻元清美・代表代行:
なんや、もう時間?もうちょっと橋下さんと今日議論できるかなと思ったのに。

橋下徹氏:
本当良かったですよ辻元さん。ね、この雰囲気で。

辻元清美・代表代行:
橋下さんに褒めてもらったというのは、一応覚えておきます。

藤本万梨乃キャスター:
辻元さんありがとうございました。

辻元清美・代表代行:
ありがとうございました。