7回、二盗を試みた直後に負傷しベンチに引き揚げた大谷翔平【写真:ロイター】

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ワールドシリーズ

 米大リーグ・ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第2戦を4-2で制し、2勝0敗とした。大谷翔平投手は「1番・DH」で出場したが、二盗を試みた直後に負傷。悶絶しながらベンチに引き揚げた。勝利投手となった山本由伸は「戻ってくることを信じています」と話した。

 大谷は4-1の7回1死走者なし。第4打席に4番手右腕ホームズから四球を選んだ後に盗塁したが、アウトに。その場でうなだれるように寝転がり、左腕を抑えながら悶絶した。中継では「肩っすね。左」と声が入り、トレーナーは「外れた?」と心配。大谷は「たぶん」と返し、トレーナーに支えられながらベンチへ引き揚げた。

 左肩を脱臼した可能性があり、球場は騒然とした雰囲気に。山本は6回1/3を投げ、1安打4奪三振1失点だったが、よもやの負傷となった。試合後の場内インタビューで大谷と話したか問われ、「状態はわからないですけど、戻ってくることを信じています」と心配そうに語った。

 自身の投球には「初回からとにかく全力で入った。歓声で実力以上のものが出た。とにかく勝つことができて嬉しい」と振り返った。

(THE ANSWER編集部)