今シーズンまだゴールがないファン・ヒチャン。(C) Getty Images

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 ウォルバーハンプトンに所属する韓国代表のFWファン・ヒチャンは、昨シーズンにチーム最多タイの12ゴールを挙げたものの、今季は出番が激減。開幕2試合は先発したものの、チームが最下位に沈んでいるにもかかわわらず、その後はプレミアリーグで一度もスタメンの機会がない。

 そんななか、ウルブスのガリー・オニール監督が公の場で苦言を呈したようだ。

 韓国メディア『スターニュース』は「ショックだ!オニール監督が異例の公開批判」と題した記事を掲載。「プレミアリーグに進出後、ファン・ヒチャンに最大の危機が訪れた」と伝えた。

 記事によれば、指揮官は「ファン・ヒチャンは昨シーズンの最高記録を達成するのに苦労している。もっと自分を磨く必要がある。我々が影響を与えることができる細かいことをすべてやらなければならない」とコメントしている。
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 同メディアは「ウォルバーハンプトンの墜落に多くの要因があるが、昨シーズンにエースの役割を果たしたファン・ヒチャンの不振も見逃せない。昨シーズンリーグ12ゴールでチーム内最多スコアラーだった。ところが今シーズン極度の不振を経験している」と自国のスターの現状を嘆いている。

「英雄が裏切者に変わるのはあっという間だ。ファン・ヒチャンはベンチに追われ、これまで1ゴールも決めていない。ウォルバーハンプトンファンの信頼を完全に失った状況だ」

 韓国代表の試合中に危険なタックルを浴びて負傷し、現在は離脱中のファン・ヒチャン。踏んだり蹴ったりのシーズンとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部