こんにちは、ミーキャップ取材班のちひろです!

11月2日と3日に九州大学で開催される「九大祭」の魅力を伝える記事の第3弾をお送りします。

今回ご紹介するのは、九大祭の館内企画の一つ「高校生ガイダンス」。

館内企画とは、屋外のステージ企画などと異なり、講義室を利用した企画のことです♪

そもそも「高校生ガイダンスって何!?」と思われた方もいるかもしれません。

そこで、九大祭実行委員会総務局に所属する森さくらさん(農学部3年)、泉柚有さん(法学部2年)、潮絢羽さん(法学部1年)、甲斐寛陸さん(法学部1年)に、企画の内容を深掘りするのはもちろん、運営する中で意識したことについても聞きました!

左から甲斐寛陸さん、潮絢羽さん、森さくらさん、泉柚有さん

■貴重な「接点」の機会

和気あいあいとした雰囲気で仲の良さが伝わってくる4人。

というのも、定例会議が毎週あったり、休日は一緒に出かけたりと、顔を合わせる機会が多く、自然と仲良くなったのだそう!

私もリラックスしてお話を聞くことができました。

早速ですが、具体的にどのような企画なのか教えていただきたいです。

森さん「大きく二つの内容に分けられます。一つ目はトークライブです。さまざまな学部に所属する九大生をパネリストに、1日目は受験勉強、2日目は大学生活についてトークします。二つ目は受験相談会です。担当の九大生が高校生や保護者の相談に一対一で応じる企画です」

高校生にとって、大学生との接点はなかなか持てないので、とても貴重な機会ですね。この企画は1年生が中心になっていると聞きました。どのように運営しているのでしょうか。

森さん「パネリストやトークライブの司会など、当日に関わるのは確かに1年生が多いです! 一方で上級生も、企画設計やトークライブの参加者特典として配布する冊子の作成など、多くの業務に関わっています」

なるほど。学年を問わず、チーム全体で協力して一つの企画をつくり上げているのですね。その中で潮さんと甲斐さんはトークライブで司会を担当するとうかがいました。準備していることや、意気込みはありますか?

甲斐さん「司会である私たちの技量にかかっている部分が大きいと考えています。昨年の様子を見返したりして準備はしていますが、やっぱり本番勝負。当日しっかり頑張りたいと思います!」

潮さん「高校生の方々は『大学生がどんな生活を送っているのか』『受験勉強をどんな感じで進めたらいいのか』など、模索していることが少なからずあると思います。トークライブで多くのことを持ち帰ってもらえるように頑張りたいです!」

昨年の「九大祭」の様子

■文理男女のバランス

続いて、高校生ガイダンスを企画するにあたって意識したことを聞いてみましょう。

甲斐さん「パネリストの選定も実行委員の仕事なので、選定の際にさまざまな立場の九大生がそろうように意識はしました。例えば、文系理系の比や男女比であったり、アルバイトの種類であったり。バラエティーに富むようなメンバーになるようにしました!」

確かに、いろいろな立場の大学生がいた方が、高校生がよりイメージしやすそうです。

森さん「もう一つ意識したことは、高校生の立場になって、どんな情報がほしいのか考えること。トークライブの入場特典として配る冊子にしても、高校生が読んだときにためになる情報かどうか…を意識して制作しました。具体的には『個人を掘り下げる』ようにしました」

「個人を掘り下げる」とは?

森さん「『受験勉強はこうしましょう』『大学生はこんな感じですよ』といった一般論ではなく、一個人に焦点を当てた内容にしたんです。その人ならではの受験体験記だったり、大学生活だったり、書き手の個性やクセが出る方が、高校生にとっても面白く読めると思って」

泉さん「『九大生のリアルを伝える』というのは全体的に意識した点でもあります」

確かに!せっかく九大祭に来たのなら、そこでしか得られない情報を持ち帰ってほしいという気持ち、分かります! さらに、そうした「個人にフォーカスした内容」こそが、高校生の求めている情報な気がしました。

77回目の九大祭にちなんで「77ポーズ」をしてくれました!

■ネットでは得られない!

最後に、今回の企画に対する意気込みを教えていただきたいです!

森さん「かなり時間をかけて準備してきたので、来てくださる方にとって何かしらの役に立てばうれしいです。ぜひ多くの方に来てほしいなと思います!」

甲斐さん「堅苦しくやるわけではなく、みなさんと楽しんでつくり上げる場にできればと思っています! 気軽な気持ちで来てみてください」

泉さん「トークライブも冊子も『実寸大の私たちが出るように』を意識しています。ネットや本では得られないような情報を、ぜひ持ち帰ってほしいです!」

潮さん「九大生と関わる機会は普段あまりないと思うので、高校生ガイダンスを通して九大生のリアルを知っていただければと思います。そんな機会が必ずあると思います!」

皆さんが「等身大の九大生」を知ってもらうことに着目してたくさんの準備を重ねてきたことがひしひしと伝わってきました!

九州大学に興味を持っている高校生にとって、有意義な時間になること間違いなしです。

少しでも興味がわいた高校生の皆さん、11月2日と3日にぜひ、九州大学伊都キャンパスに足を運んでみてくださいね!

「高校生ガイダンス」のLINE公式アカウントも要チェック(▶▶こちら)。トークライブの予約もできるそうですよ。予約なしでも入れますが、特典の冊子には数に限りがあるとのことです。詳細な情報は、第77回九大祭公式ホームページの「高校生ガイダンス」でも確認できます!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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