ドル円やや軟化、押し目買いの機会を提供するだけか 加藤財務相「緊張感さらに高めて注視してきたい」

ドル円はやや軟化。加藤財務相が「緊張感をさらに高めて注視していきたい」と発言。財務省同行筋も「投機的な動き含め緊張感をさらに高めて為替動向を注視する」とブルームバーグが報じている。青木官房副長官も「投機的な動きを含め高い緊張感を持って注視する」とコメントした。

相次ぐ牽制発言を受け円がやや上昇。ドル円は152.50円ちょうど付近まで軟化している。ただ、ドル円の上昇は円主導ではなくドル主導。米大統領選に向けドル買いが続く見通しとなっており、ドル円売り一巡後は再び上昇する可能性。牽制発言は押し目買いの機会を提供するだけか。