囲み取材に応じる石川遼

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 「男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ」(24日開幕、習志野CC=パー70)

 男子ゴルフの日米共催ツアー・ZOZOチャンピオンシップは24日、千葉県印西市の習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕する。大会前日の23日は昨年大会で日本勢トップの4位だった石川遼(33)=CASIO=がプロアマ戦に出場し、最終調整を行った。

 大事な開幕前日の調整にもかかわらず、石川はコース上で野球の投球動作を行い、同伴のアマチュアに意見を求めていた。プロアマ戦でラウンドをともにしたのが、元プロ野球選手の松坂大輔氏。石川は「やっぱりピッチングとゴルフのフォームは結構似てると思う。どういう感覚で投げているのかを聞くことができて楽しかった」と、元メジャーリーガーの投球技術を自身のゴルフに取り入れようとしていた。

 昨年の大会ではトップ10入りの奮闘。次戦の米ツアー出場権を獲得したが「去年も3日目が終わった時に『明日、何位だったら次戦』というのは考えていなかった。今年もそこに関しては“無”」と今年もその姿勢は変わらない。球界のレジェンドから学ぶ貪欲さを見せながらも、自身は無欲に戦うだけだ。