「首を圧迫して暴行」認定し男3人に無期懲役判決…「アポ電」後に80歳女性が襲われ死亡した事件でやり直し裁判 東京地裁
80歳の女性が資産状況を電話で尋ねる「アポ電」があった後に襲われ死亡した事件のやり直しの裁判で、男ら3人に無期懲役の判決が言い渡された。
須江拓貴被告(27)ら3人は2019年、東京・江東区の住宅で、加藤邦子さん(当時80)を暴行して死亡させた罪などに問われている。
一審の東京地裁は、「首を圧迫する暴行を認定することができない」として、須江被告に懲役28年、他2人に懲役27年を言い渡しましたが、東京高裁が一審判決は不合理と指摘し、審理のやり直しを命じた。
東京地裁は22日のやり直し裁判で、「首を圧迫する暴行は間違いなく認められる。被害者は被告人らの暴行が原因で死亡した」と認定し、求刑通り須江被告ら3人に無期懲役の判決を言い渡した。
(「Live News α」10月22日放送より)