とちぎテレビ

衆院選比例代表の投票先を尋ねたところ、自民党支持層のうち自民に投票すると答えた人は5割強にとどまったことが共同通信社の全国電話調査で分かりました。

自民党支持層のうち自民に投票すると答えた人は5割強にとどまった一方、立憲民主党支持層の8割強が立憲民主に投票すると回答してして、自民が支持層を十分固めることができていない現状が浮かび上がりました。

自民支持層を見ると、立憲民主におよそ1割、国民民主に1割弱が流れています。公明党は支持層のおよそ9割、共産党と国民民主は8割強をそれぞれ固めました。「支持政党はない」とする無党派層では、3割弱が立民に投票すると回答。続いて1割が国民民主党、1割弱が自民に投票するとしています。

勝敗の行方を左右するとされる無党派層で、野党側が支持を集める傾向がうかがえます。ただ、無党派層の3割弱は投票先をまだ決めておらず、支持獲得の争いが激しさを増しそうです。無党派層の投票先は立憲民主、国民民主、自民の後に、維新、共産、れいわ新選組が続いています。